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切り抜き詳細
発行日時
2014-6-5 9:59
見出し
婆的思考
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3870
記事詳細
出勤時によく見かける光景で、 気になっていることがある。 幼稚園の送迎バスを待っている親子なのだが、 たいてい親御さんの目線はわが子ではなくスマートフォンをじっと見つめている。 お子さんのほうは、 時々、 親御さんを見上げたりして、 何かを話したそうなそぶりを見せているのだが、 スマホと向き合っている親御さんは、 そんなことには全く気がついていない様子。 子育て中は、 時間のやり繰りも大変で、 少しでも子どもと離れる時間がほしいと思う時もあるだろう。 でも、 バスを待つそんな短い時間ぐらい、 スマホを置いてこられないものだろうか。 子どもと一緒にバスを待つ、 その限りある時間の中で四季を感じながら、 子どもとの会話を楽しめないものだろうか。 私自身も子育ての大切さを本当に認識したのはつい最近のことなので、 偉そうに言うつもりはさらさらないが、 傍から見ていてちょっと、 いや、 かなり心配になるのである。 2人しかいないのに、 自分を見ずにスマホを見る親を子どもはどう見ているのだろうか。 携帯電話、 インターネット、 様々な目に見えないものでがんじがらめに縛られている昨今、 近い未来、 子どもたちは、 どんな大人に成長していくのだろう。 最近よく考える。 「当たって砕けろ!」 的な野性的、 本能的な生き方よりも、 この情報過多社会の中で、 架空現実の住人としてひっそりとおとなしく暮らしていたほうが、 当たり障りなく環境に順応して生きていけるのかもしれないな、 と。 (土性里花・グループPEN代表)