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切り抜き詳細

発行日時
2014-6-5 9:52
見出し
アカミミガメ231匹捕獲 今秋、再度実施 篠山城跡南堀
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=8002 アカミミガメ231匹捕獲 今秋、再度実施 篠山城跡南堀への外部リンク
記事詳細
 篠山市は、 かつて篠山城跡南堀を覆い尽くすように咲いていたハスを復活させようと、 5月19―24の6日間、 アメリカ原産の外来生物 「ミシシッピアカミミガメ」 の駆除を南堀で展開した。 ハスが消滅したのは、 アカミミガメがハスの新芽や茎を食べたのが原因と判断したもので、 駆除作業は、 市の委託を受けた須磨海浜水族園のカメの研究者らでつくる会社 「自然回復」 (神戸市、 谷口真理代表取締役) が実施、 231匹を捕獲した。 今年9月にもう一度南堀で捕獲作業を行い、 捕獲数の変化などを調べる。  魚の切り身などを入れたかご網を約50個仕掛け、 朝と夕の1日2回、 引き上げてカメを捕獲。 アカミミガメのほかにも、 クサガメ163匹、 ニホンイシガメ7匹を捕まえたが、 この2種はその場に逃がした。 アカミミガメは、 研究用として同水族園に持ち帰った。  駆除作業を終えた谷口代表は、 「まだまだ捕りきれていない。 小さな幼体も多数確認されたことから、 自然繁殖もしている」 といい、 「周辺の堀からもカメが移動してくるので、 今後は南堀だけでなく捕獲エリアを堀全体に広げないと駆除の効果は得られにくい」 と話している。  夏の風物詩として南堀に咲き乱れていたハスは、 徐々に数を減らしながらも2006年頃まで見られたが、 それ以後消滅した。  昨年、 市内の小学生が市政に提言する 「こども会議」 で、 篠山小学校の児童がハス復活を提案。 それを受け、 市職員で構成するプロジェクトチームが発足した。 市は佐賀城で起こった同様の事例や、 同水族園の研究員の見解をもとに、 ハス消滅の原因をアカミミガメと位置付け、 捕獲調査や駆除計画を練ってきた。  同社は今回の駆除作業の結果から、 アカミミガメの食性や堀の生態系などを分析し、 市に報告する。 また市は、 篠山小が校内で栽培している南堀産の種レンコンの移植を今冬に予定している。