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切り抜き詳細
発行日時
2014-5-22 10:48
見出し
部員が出場メンバー選考・采配 強豪「市尼」に勝利 柏原高サッカー部
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=7950
記事詳細
柏原高校サッカー部 (53人) が、 開催中の県高校総体の3回戦で強豪の市立尼崎を3―0で破る快進撃をみせている。 整理整頓する、 遅刻をしないなど、 グラウンド外での行動を重んじ、 出場メンバーを選手自身で決めるなど、 「自主自律」 をテーマにしたチームづくりが始まり、 丸1年。 金信志監督は、 「部活動は教育の一環。 勝ちにこだわらなくなったのに、 勝率は上がっている」 と手応えを感じている。 4回戦は24日、 ベスト16をかけて伊丹西と対戦する。 市立尼崎は、 県新人戦4強の強豪。 前半に藤本翔平君 (3年、 山南)、 藤原央 (ひろ) 君 (同、 氷上) がそれぞれシュートチャンスをものにして2点リード。 さらに後半残り10分というところで、 足立哲也君 (同、 青垣) が右サイドにはたいたボールを受けた荒木工 (たくみ) 君 (2年、 篠山) が前線に抜け出しゴール前へパス、 待ち構えていた足立廉君 (3年、 青垣) がゴールを見ずにかかとで流し込む“技ありゴール”で3点目。 「現チームを象徴するゴール」(金監督) で試合を決めた。 同部は、 昨年5月の新チーム移行後、 グラウンド外の行動や練習に対する姿勢を見極め、 試合の出場メンバーを部員自らで決めている。 当初は部員全員による投票で決めていたが、 今では松尾隼人主将 (同、 氷上) ら、 チームの支柱を担う選手たちを中心に決定。 試合中の選手交代も自分たちで決める。 市立尼崎戦のハーフタイム中も、 監督が指示することはほとんどなく、 3点目にからんだ3選手はすべて後半から出場し、 足立君は公式戦初ゴール。 選手たちの采配がズバリ的中した。 「遅刻する選手にメンバーを決める資格があるのか」 との指摘を受けた部員が、 自らリーグ戦への出場を辞退するなど、 不安定な時期もあったが、 監督からの指示で動く 「トップダウン」 ではなく、 選手自らで考え、 動く 「ボトムアップ」 の考え方は徐々にチームに浸透。 市立尼崎戦終了後、 松尾主将がうかれた様子もなく、 チームに向けて語ったのが、 「(すぐに始まる) 中間テストで恥ずかしい点を取るのはやめよう」 だった。 1回戦からの3試合、 仮に金監督がメンバーを選んでいたら 「違うチームになっている」 と笑う。 だが、 結果がついてきた。 「監督、 コーチより選手を見ているのは選手。 選手自身で選んだメンバーだから、 全選手が責任を感じ、 自分たちに課題があると思わざるをえない状況が生まれる。 その一方で、 どんな選手も試合に出るチャンスは平等にある」 と、 ねらいを話す。 丹有リーグの前期 (3―4月) で、 金監督から出た指示は、 「全選手が10分以上、 試合に出ること」 の一つ。 その“お題”をクリアしつつ、 1位で折り返した。 重責を担う松尾主将は、 「チームの方針は浸透した。 試合以外の部分がしっかりできていない選手は試合には出られない。 やれることをやる。 その結果、 悪かった点があれば、 いかに改善するかをみんなで話しあっている。 今大会では1試合ごとによくなっている」 と手ごたえを感じつつも、 「ぼくたちは強いチームじゃない。 1試合1試合戦うだけ」 と話している。