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切り抜き詳細
発行日時
2014-4-24 8:48
見出し
都市部近い利点生かす
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3835
記事詳細
人口推移をみるのに、 出生者数から死亡者数を引いた 「自然増減」 と、 転入者数から転出者数を引いた 「社会増減」 があるが、 篠山市の社会増減がここ5年で徐々に回復している (篠山市版20日号)。 転入者数が増えていることが主な要因。 市は、 定住促進施策が奏功していると分析している。 10年間取材で同市内を回ってきたが、 確かに転入者が増えていることを実感する。 移住者から聞く移住理由は 「自然」 「風景」 「食を含めたブランド」 が主なもの。 さらに、 京阪神から約1時間の距離という近さも理由の一つ。 職場を変えずに、 移住できる気軽さがあり、 また、 都市と田舎 (篠山) の二住生活を楽しむ高齢者夫婦もいる。 観光客も増えてきたと感じる。 市は実数を把握していないが、 平日でも篠山城跡周辺はこれまでになく賑わっている。 篠山市に定期的に訪れている、 丹波篠山ふるさと大使で、 野球解説者の亀山つとむさんが先日、 飲食業組合の総会で篠山の魅力について語った。 自然、 食、 人情のほかに、 「京阪神から1時間。 日常とは別世界で、 ゆっくりできる場所」 と指摘。 地理的要因も魅力の一つにしている。 一方、 転入者が増えていると同時に転出者も増えている。 都市部に近いということは、 都市部に移住しやすくなるということでもある。 篠山に住むことに魅力を感じられないのか、 それとも、 篠山に住みたくても、 働く場所がなく、 篠山に住むことができないのか。 企業振興や企業誘致などによる雇用創出の課題も見えてくる。 都市部との距離を生かしながら、 観光と定住を結び付ける施策がさらに必要と思う。(坂井謙介)