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切り抜き詳細
発行日時
2014-4-10 13:41
見出し
真心のメッセージ
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3821
記事詳細
花の宴たけなわ。 桜の花は人を呼ぶ。 花冷えという言葉が似合う日もあった。 「まだ散るのは早い」 という桜を長持ちさせたいとする自然界の思いやりなのだろうか。 人と人とのつながりが、 薄れていくような日常のなかで、 桜は人と人をつないでくれる有り難い存在とも思う。 そんな心をいやすような講話を聞いた。 あるレストランに夫婦がやってきて、 お子様ランチを1つ注文した。 店員は、 「お子様ランチは数が限定されているので…」 と言ったあと、 何かを察した様子で、 お子様ランチを3人分運んできた。 夫婦は、 店員の気配りに感激したという。 店員の聞くところによると、 「夫婦に子どもが生まれたが、 病気がちで、 ベッドから起き上がれないまま、 亡くなった」 と言い、 その日は、 子どもの誕生日だったらしい。 店員は、 食事を終えて席を立った夫婦に、 「また、 来年もお越しください」 と伝えた。 この店員のような振る舞いは、 果たして誰もができるだろうか。 上司に相談せずに、 1人で考えたとしたら、 機転のきくことだ。 マニュアル通りにしていれば、 無難である。 しかし、一歩踏み出せば、人を喜ばすこともできる。 個人と組織の枠を超えた人と人とのつながり、 優しさを感じさせるメッセージとも感じられた。 この話を紹介した寺院住職は、 「人は悲しみばかりではない。 悲しみの中にも、 救いがあることを言いたかった」 と述べた。 少しの気配りで、 人を和ませ るような生き方をしたい。 真心を大切に。 桜の花を見ながら、 そんな思いを抱いた。 日々の生活の反省を込めて。 「人つなぐ桜の花が幸せ運ぶ」。(臼井 学)