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切り抜き詳細

発行日時
2013-12-22 8:30
見出し
阪神タイガース“入団” ジュニア大会出場へ 市島の阪谷君
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http://tanba.jp/modules/people/index.php?page=article&storyid=991 阪神タイガース“入団” ジュニア大会出場へ 市島の阪谷君への外部リンク
記事詳細
 鴨庄少年野球クラブの阪谷奨真君 (12) =丹波市市島町喜多=が、 12月27―29日に札幌ドームで行われる 「NPB12球団ジュニアトーナメントENEOS CUP」 に阪神タイガースの一員として出場する。 プロ野球12球団がそれぞれ小学6年生を中心に選抜チームをつくり、 “日本一”をめざして対戦する大会。 200人を超える選手が参加した選考会に合格した阪谷君は、 「チームに貢献できるようにがんばりたい」 と話している。  阪神タイガースは今年8月、 尼崎で選考会を実施。 1次では遠投、 30メートルダッシュ、 守備、 バッティングが試され、 50人に絞られた。 2次では試合形式で選手の動きを見るテストが行われ、 最終選考に残ったのは20人。 同月下旬に淡路島で最終選考を兼ねた合宿が行われ、 メンバー18人が決定した。  阪谷君は、 1次選考で得意の遠投で印象付けたほか、 バッティングではレフトオーバーを放つなど 「緊張したけれど、 普段の力が出せた」 と振り返る。 合宿では守備、 攻撃ともにサインプレーが課せられ、 サインミスで交代させられる選手が出るほどの徹底ぶりだったという。  父、 伸也さん (39) に勧められ、 挑戦を決めた阪谷君。 今年、 全国制覇を果たしたチームのメンバーもこの選考会に参加していたといい、 そんな中での合格に、 「サインミスをしたこともあり、 選ばれるか不安だったけど、 合格の連絡があった時はうれしかった」 と笑顔を見せる。  以後、 月に2―3回のペースで行われる合同練習に参加。 鴨庄では捕手だったが、 タイガースではファーストと外野を兼任する。 チームメイトとも打ち解け、 声を出して気合を入れる時は、 阪谷君が先陣を切るなど、 ムードメーカーになりつつある。 「最初はレベルが高く、 上手な子ばかりでびっくりした」 と言い、 自宅でもバッティング練習やランニングを自分に課した。 「個人的にはヒットを打ちたいけど、 とにかくチームの優勝が目標」 と気合を入れている。  楽天に入団した桐光学園の松井裕樹投手、 西武に入団した大阪桐蔭の森友哉捕手なども小学生時代に同大会に出場していたといい、 阪谷君も 「高校野球で甲子園に出場するのが夢」 と目を輝かせた。  タイガースは、 元プロ選手の亀山努さんが監督を務める。 セ・リーグ3球団ずつの2リーグ戦の後、 4強によるトーナメントが行われる。 タイガースは27日に中日ドラゴンズと、 28日に讀賣ジャイアンツと対戦する。