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切り抜き詳細
発行日時
2013-12-22 8:23
見出し
「宝物」まとめ本出版 教え子の詩や作文 春日町の由良初美さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=7479
記事詳細
丹波市春日町小多利の由良初美さんが、 小学校教諭として勤務した25年間に担任した子どもたちの詩や作文を集めた本 「まなざし」 を出版した (丹波新聞社印刷)。 丹波新聞など、 新聞に掲載された延べ134人の作品を収録した。 「子どもたちの詩や作文は、 私にとって宝物。 子どもたちに感謝の思いでいっぱいです」 と由良さん。 教え子や家族に出会って本を渡す予定で、 「立派に成長している子どもたちと再会するのが今から楽しみ。 この本が、 子どもたちの今後の励みになれば幸いです」 とほほえんだ。 1978年、 中央小学校で教壇に立ったのを最初に前山小、 竹田小、 鴨庄小で勤務。 2003年に退職した。 この間、 私生活では流産を経験するなど、 長く子宝に恵まれなかったが、 初めて子どもを出産したとき、 子どもの存在は当たり前でなく、 奇跡だと痛感したという。 奇跡の存在である子どもたちが残してくれた詩や作文はかけがえのないものと、 現職中から本としてまとめることを計画。 退職後、 作品を整理し、 掲載の許可を取る作業に取りかかった。 「でも、 非常勤などで小学校に勤務したこともあり、 時間がかかりました。 『先生、 いつ本ができるの』 と、 教え子や保護者に聞かれたこともありました」 と苦笑い。 冒頭に収録した詩 「草」 の一文、 「ぼくも、 草みたいないのちがほしい」 はとりわけ印象深いという。 教職生活や結婚生活がスタートした頃で、 草のようにたくましく生きたいという子どもの声は、 由良さんを勇気づけた。 「子どものつぶやきには光るものがあり、 そのつぶやきが詩や作文になる。 そんな詩や作文に囲まれたおかげで、 私の生活は彩り豊かなものになりました」 と話す。 A5サイズで328ページ。 職場の先輩だった髙見豊子さんが題字を書き、 同僚だった栗原しのぶさんが挿絵を描いた。