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切り抜き詳細
発行日時
2013-12-15 9:04
見出し
「篠山楽しむ地図」発行 地元の人向けに
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=7459
記事詳細
篠山で暮らす20―30歳代の女性3人が 「篠山をたのしむ地図の会」 を結成。 地元にある飲食店やギャラリー、 雑貨店などを掲載したマップを製作し、 1部150円で販売をスタートさせた。 彼女たちの思いは、 「もっともっと篠山の魅力を地元の人に伝えたい」。 地元民、 そして、 女性ならではの視点でつくったマップを手に、 「篠山の外へ遊びに行く人が多いけれど、 地元でもこんなに楽しめるということを知ってもらえれば」 と話している。 マップはA2判で1万部を発行。 篠山市内の店舗34店について、 概要やおすすめの商品、 店主の思いなどが掲載されている。 また時節のイベントのほか、 篠山を楽しむポイントとして、 ①城下町や田畑、 山などの風景②さまざまなお店巡り③地元の素材を使った食④地場産のお土産⑤篠山城などの文化―を紹介している。 製作したのは倉橋珠州さん (企画・編集や店のセレクト)、 才本藍子さん (デザインレイアウト)、 奥山実代さん (イラスト)。 近年、 新しい店の出店が相次ぐ中、 「地元にある店でも知らない人もいる。 観光客だけでなく、 地域の人たちがまちを楽しめるマップをつくりたい」 と考えた倉橋さんが、 旧知の仲の2人に声をかけ、 会を結成した。 地図の製作には補助金などは活用しておらず、 掲載店舗からの協賛金と販売収益で賄っている。 昨年、 初めて第1号を発行。 篠山にUターンしてきた人が地図を見て訪れた店で働くようになるなど、 住民と店の架け橋にも一役買った。 奥山さんは、 「篠山の風景を眺めてイラストを描く中で、 私自身も、 地元を見直す機会になった」 と笑顔。 才本さんは、 「3人で情報交換しながら地図が製作できた。 地元の人がもっと篠山を楽しむ時間を増やしてもらえれば」 と話す。 「いつか地図を使ったツアーができれば」 と言う倉橋さんは、 「ぜひ友達や市外にいる出身者の人にも見てもらい、 『篠山はこんなにいいものがそろっている』 と誇りに思ってもらえたら」 と期待している。 マップは一部の掲載店などで販売中。 新たに販売してもらえる店舗なども募集している。 地図購入などの問い合わせは、 事務局のROOT (079・552・3988) へ。