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切り抜き詳細
発行日時
2013-12-5 8:54
見出し
三井さん(春日町)に県農業賞 栽培技術確立が評価 小型シクラメン
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=7429
記事詳細
農林水産業の振興に貢献した人に贈られる 「県農業賞」 に、 花壇苗農家で 「三井花園」 代表の三井淳男さん(66)=丹波市春日町多利=が輝いた。 ガーデンシクラメン栽培の技術普及などが評価された。 三井さんは 「多くの人の支えがあっていただいた賞。 受賞できてうれしい」 とほほ笑んでいる。 三井さんは、 高校卒業後に県立農業大学校で花の栽培法を中心に学んだ。会社勤務を経て、27歳から10年間、 養鶏に取り組んだ。その後、カスミソウやカーネーションなどの切花栽培を開始、 パンジーやベゴニアなどの花壇苗の栽培・出荷も始めた。 室内での観賞がメーンだったシクラメンを、 花壇でも気軽に楽しんでもらおうと、 通常15―18センチの鉢で育てるシクラメンを、 9センチ鉢で栽培できないものかと考えた。 肥料を与えるタイミングを変え、 苗の成長を抑える矮 (わい) 化剤を与えるなど、 小さなシクラメンの栽培方法に試行錯誤した。 特に土には気を配り、 通気性の良い土を作ろうと、 ピートモスや養土などの配合を工夫するなどした。 シクラメンの栽培が盛んな岐阜県の農家からもアドバイスを受けた結果、 小さなシクラメンの栽培技術を確立し、 他のシクラメン農家にも技術を伝えた。 15年ほど前には、 市内などのシクラメン農家7人で 「六甲ガーデンシクラメン」 として愛知県豊明市の市場で売り出し、 人気を博した。 三井さんは、 市内の障がい者の就労を受け入れ、 現在同園では4人が働いている。 三井さんは 「今後は障がい者による野菜栽培の会社も立ち上げてみたい。 オリジナルの花づくりにも挑戦したい」 とほほ笑んでいる。