HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
27 人のユーザが現在オンラインです。 (24 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2013-12-5 8:21
見出し
親戚支援に義援金託す フィリピン出身の職員に
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1785
記事詳細
特別養護老人ホーム柏原けやき苑 (丹波市柏原町北山) は、 同施設で働くフィリピン出身の介護士、 上原マリシアさん (49) =同市春日町野村=の親戚を支援しようと職員らから義援金を募り、 マリシアさんに託した。 11月上旬の台風が、 マリシアさんの親戚が住む村タクロバンを襲い、 甚大な被害を受けた。 今も連絡が取れない親戚がいるという。 マリシアさんは、 「とにかく何もないと聞いている。 知人に頼り、 このお金を食料に換えて届けてもらうつもり」 と話している。 マリシアさんが台風被害を知ったのは、 勤務中に何気なく見たテレビだった。 すぐに連絡を取ろうとしたが、 電話もパソコンも全くつながらない。 帰ろうかとも考えたが、 飛行機代を義援金として送った方が助かる人が多いと思い、 踏みとどまった。 73歳になる母親は現在、 マニラで暮らしているため、 幸いにも台風の影響は受けなかった。 それでも1週間ほどは連絡が取れず、 気をもんだが、 親戚を通じて母親が無事であることが知らされた。 ほっとしたが、 いまだに行方が分からない親戚もいるので、 「複雑な心境」 と話す。 タクロバンは、 マリシアさんの両親の実家があり、 親戚がかたまって暮らしている。 「暑い国だから、 家もワラや竹でできたもの。 何かもめちゃくちゃで何も残っていないようだ」 と嘆く。 助かった親戚の多くは学校や役所、 被害の少なかった地域に住む親戚の家など、 ばらばらに避難しているという。 マリシアさんは、 「義援金は本当にありがたい。 亡くなった若い人たちや子どもたちがかわいそう」 と話している。 同施設は、 「少しでも力になれることがあればと募金を始めた。 フィリピンへの支援が広がってくれれば」 としている。