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切り抜き詳細

発行日時
2013-12-1 8:27
見出し
県行革プランを注視
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3701 県行革プランを注視への外部リンク
記事詳細
 県の第3次行革プランの叩き台となる企画部会案が公表された。 丹波県民局は、 4年前の2次プラン策定に向けた同部会案で阪神南、 阪神北県民局との統合が盛り込まれたが、 地元の反発で撤回された。  前回、 県民局廃止に目を奪われ、 気づかなかったのが、 柏原看護専門学校だ。 丹波市に移譲され存続が決まったが、 一度は県が閉校を決め、 学生募集の中止を公表した。  2次行革プランでは、 看護専門学校事業は、 「県全体の需給の見通しや県全体の看護師養成・確保といった観点も考慮しつつ、 見直しを行う」 と書かれていた。 この 「見直し」 が、 閉校を意味するとは当時、 思いもしなかった。  苦い教訓を踏まえ、 今回の行革プランのたたき台を見た。 156㌻ある資料は 「見直し」 が並ぶ。 人口シェア県内2%の丹波地域に関する具体的記述はほぼない。 裏返せば、 ほとんどが隠れている。  行政課題は多岐にわたる。 時代、 時節にあったものに変えるのは当然だ。 「見直す側」 に説明責任があるのも、 これまた当然のこと。 3度修正の機会がある。 策定まで注意深く見たい。(足立智和)