パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で1台あたり年317円!!

オルビス

切り抜き詳細

発行日時
2013-11-28 9:04
見出し
「島倉千代子という人生」
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3700 「島倉千代子という人生」への外部リンク
記事詳細
  「島倉千代子という人生」 (新潮社) を出した田勢康弘・元日経記者と共に彼女に会ったのは、 10数年前。 還暦を過ぎたばかりの彼女は美しかったが、 すごく慎ましやかで、 大スターという雰囲気からは程遠い感じの人だった。 ▼ガンに襲われた要因だろう、 莫大な借金を背負っていたことはよく知られている。 長年苦労して完済したものの、 何故そんな目に遭わなければならなかったのか。 ▼同書によると、 1度目は別居していた元タイガースの藤本勝巳が水商売に手を出して作った借金。 泥沼に入った離婚問題に、 返済を手切れ金にして決着をつけた。 2度目も他人の借金。 失明の危機を救ってくれた眼科医が、 やはり事業に失敗し、 恩人ということで手形に裏書きしてしまった。 ▼一時は10億円以上に膨らみ、 いかつい顔の男らにつきまとわれるように。 クラブを経営していた細木数子が乗り出したりして、この間、赤坂でママを務めたことも。 ▼金も財産も残さず、 大した贅沢もしなかった彼女に田勢氏が 「どうしてそう簡単に人に騙されるのか」 と聞いたら、「信じないでどうするの?騙すより騙される方がずっといい」 と怒ったという。 死の3日前に吹き込んだ新曲 「からたちの小径」は、まるで菩薩の声のようだ。「貴男のささやき信じてた…トゲのあることすらも忘れてた」。(E)