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切り抜き詳細
発行日時
2013-11-14 11:06
見出し
偽装問題を他山の石に
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3686
記事詳細
食品の 「誤表示」 が相次いでいる。 先月下旬に大手ホテルがメニューと異なる食材を提供していたことが発覚してから、 ほぼ毎日、 新たな企業や会社で誤表示が見つかるという報道がされている。 こんなにも多くの企業や会社が関わっているとは驚きで、 根が深い問題なのだろうと思う。 2007年にも食品偽装が相次ぎ、 その年の 「漢字」 が 「偽」 に選ばれるほど、 社会的問題となった。 同年の偽装では、 原材料偽装や産地偽装、 消費期限、 賞味期限の偽装などを行っていた会社が、 その後、 大きな損失を受けた。 なのに、 6年前の問題が再浮上するということは、 企業倫理の低下のほかに、 偽装の罰則が甘い、 表示のルール化が徹底されていない、 などの食品表示の仕組みにも問題があるのでないかと思う。 これほど多くの企業で誤表示や偽装が発覚するということは、 食品表示を企業倫理に任せているということが問題だと感じる。 食品だけでなく、 私たちの身の回りのものが、 より付加価値を高めようと、 その商品が他とは違う特別なものとして差別化した表示を使うようになったように感じる。 今回の問題で、 まずは 「もうかる」 表示ありきで、 それに固執するばかりに、 中身が伴わなかったという見方もできる。 一方、 私たちが住む丹波地域でも農畜産物や加工品を中心に 「丹波ブランド」 を売りにしているものがある。 丹波ブランドに固執するばかりに、 例えば、 生産量が間に合わず、 ブランドと違うものを商品にすると同じような偽装問題になりかねない。 企業や会社、 店任せにするのではなく、 しっかりとした仕組みが必要。 他山の石にしたい。(坂井謙介)