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切り抜き詳細
発行日時
2013-10-27 8:48
見出し
須磨界隈
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3670
記事詳細
大河ドラマの影響で、 昨年はさぞかし賑わったであろう神戸市の須磨へ行ってきた。 いつものように、 丹波での句会の合間をぬっての行動。 丹波へはこのところ、 余裕がなくて電車で帰ることが多い。 それならば実家にこもってじっくり句作にふければいいのに、 それもできない。 「とりあえず、 元気に動き回れるうちは、 うろうろしよう」 と自ら宣言して出かける。 尼崎と神戸で乗り換え、 須磨まで約二時間。 案外かかる。 子どもの頃に一度くらいは来たかも知れないが、 何の記憶もない。 駅のすぐ際が海辺だ。 「津波が来たら大変だ」 とちらっと思う。 観光案内所がないか見回すがなし。 仕方なくタクシーに乗り、 安徳帝にゆかりの宮へと言う。 「住宅街の小さなもので、 たいしたことありませんよ」 とやる気のない運転手。 壇の浦の戦いに敗れ、 「海の底には竜宮がある」 と祖母の二位の尼に抱かれて海に沈んだ幼い安徳帝を祀る宮だが、 確かに小さい。 「伝説地」 とあるから、 確かなものではないかも。 宮の正面に大きな栴檀の木があり、 青い実が鈴なりについていた。 次に呼んだタクシーの運転手のほうが歴史に詳しく、 「敦盛の首塚」 へ案内してくれる。 立派な五輪塔でびっくり。 その後、 敦盛の 「青葉の笛」 のある須磨寺へ。 宝物館はタダで常時展示されているのにびっくり。 厨子に納められた黒っぽくなった笛を見ながら、 八百年前の栄枯盛衰に想いを馳せてみた。 帰りに、 須磨駅前のデンマーク人ハンセンさんのお店で食べたサラミサンドと冷たいビールが、 須磨的でハイカラだったかも。