HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
8 人のユーザが現在オンラインです。 (1 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2013-10-24 11:41
見出し
「さみしいなー!」
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3666
記事詳細
「学校のかえり おかあさんがいないと さみしいなあー どっかにいっておしごとかなー あいかぎあるけど さみしいなー さみしいなー」 次女が小学校低学年の頃、 書いた詩である。 この詩のあとに、 目から涙が一粒ぽろりとこぼれている女の子の絵が描いてあり、 最後に自分の名前が書いてあった。 私が働きに出るようになってすぐのことである。 先日久しぶりに書類を整理していた時に出てきた。 長女のことはいつも気になっているのに、 そういえば次女のことはあまり気にならない。 人付き合いの上手な子で、 いつ見ても楽しそうに笑っている。 親に心配をかけない子だ。 今年大学に入った彼女は、 やりたいことを全部してみている状態で、 毎日の自分を振り返ることも見直すこともできない時間の中で、 とうとうパンクしそうになって2日間だけ篠山に帰ってきた。 1日はなにもせず、 終日部屋着のままぼっ~と過ごし、 たくさん寝たとも言っていた。 2日目は私も仕事が休みだったので、 2人でご飯を食べに行った。 長女も帰ってくると同じだが、 道中の車の中でもレストランでもひっきりなしに話している。 友人はたくさんできたが、 やはり親にしか話せないことがあると言う。 「話したいこと話せたし、 やっぱり帰ってきて良かった」 と、 笑顔で別れた。 平気そうで安心だと思っている子でも、 本当は毎日頑張っているんだなと、 この詩を何年ぶりかに読み返して、 そう思う。 いつでも帰っておいでね。 ここにいるから。 (土性里花・グループPEN代表)