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発行日時
2013-10-13 8:40
見出し
フランスの秋 その二
リンクURL
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記事詳細
 翌日は、 今回のメインになる 「モン・サン・ミッシェル」 へ。 約二時間半のバスの旅だが、 ほとんどが睡眠中。  七百八年、 オベールという司教の夢に、 大天使聖ミカエルが何日も現れ、 海の中の岩山に聖堂を建てよと告げる。 はじめは小さかった聖堂も次第に広げられ、 何と五百年を経て現在の形となった。 十四世紀の英仏戦争では要塞として使われたり、 十八世紀には監獄として使われたことも。 一九七九年、 世界遺産に登録された。 ちなみに世界遺産登録の多い順は、 イタリアが一番で二位スペイン、 三位中国、 フランスは四位、 日本は悔しいけど十七位。 引き潮の海にそそり立つ周囲八百メートルの島全体に聖堂、 修道院、 礼拝堂、 いくつもの塔などがひしめいている。 参道にはおみやげ屋も並び、 日本でいえば札所寺の賑わいと同じ。 この夜は丁度、 満月で、 日本でも随分きれいだったと帰国して聞いた。 句会のあと、 五人で外へ出てみた。 海に映るモン・サン・ミッシェルと満月は、 やはり来て見ないと見られない 「今夜限りの景色」 だと感動。  最後の二日間はパリ市内、 まずルーブル美術館へ。 元は宮殿だったという美術館の広いこと。 有名な 「ミロのヴィーナス」 も 「モナリザ」 もすぐそばまで寄れて、 フラッシュ無しなら写しても良いなど、 とても驚かされた。  セーヌ川のクルーズ、 凱旋門の屋上からのパリの町並み、 そしてシャンゼリゼ通りのカフェテリアなど、 ミーハー魂も大いに満足させてもらった。 毎朝のクロワッサン、 マロニエの下で飲んだワインも、 フランスの秋ならではの味だった。