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発行日時
2013-10-13 8:34
見出し
優秀指導者章を受章 篠山東中の東浦一裕教諭 東京国体で表彰式
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記事詳細
 陸上競技で全国優勝者などを育てた、 篠山東中学校陸上部顧問の東浦一裕 (かずひろ) 教諭 (52) =三田市在住、 篠山市西岡屋出身=が、 日本陸上競技連盟から中学優秀指導者章を受けた。 各都道府県で1人が受章。 5日、 東京国体陸上競技が行われた味の素スタジアムで表彰された。 丹有地区の陸上関係者で同章の受章は初めて。  東浦教諭は、 赤穂郡・上郡中学校を振り出しに、 2011年度まで各中学校の陸上部顧問を務めた。 昨年度は西紀中学校でソフトボール部の副顧問、 今年度は篠山東中学校の陸上部顧問を担当している。  篠山東中学校時代の2002年に山田傅二君を砲丸投で全国総体優勝に導いたほか、 上郡中学校時代には100メートルと1500メートルの2選手を全国2位に、 篠山中学校時代には日本を代表するマラソンランナーの小島宗幸さん、 忠幸さん兄弟を育てた。 全国大会進出者を延べ26人育て、 そのうち延べ12人が8位入賞を果たした。  篠山中学校出身。 中学時代はバスケットボール部だったが、 3年の総体後に足の速さを買われて県駅伝大会に出場し、 優勝に貢献した。  上郡中学校で4年間勤めた後、 「田舎の子は都会の子に勝てない」 という当時の篠山市内の陸上選手たちの雰囲気を変えたく帰郷し、 出身の篠山中学校に着任した。  当初は、 「県大会になんか出られない」 と、 尻ごみする生徒たちとの意識のギャップに悩んだという。 20、 30歳代では 「部活動の量を多くすることで生徒たちを引っ張り、 成績が上がった」 と振り返る。 小島兄弟に近畿大会の前日、 普段の数倍の練習をさせたこともあったという。  40歳代になり、 「根性論では育たない教育環境がある」 と意識するようになり、 「生徒が意欲的に自ら考えることで成績が伸びる」 という方針に転換。 「一人ひとりの性格や環境に応じて、 コミュニケーションをとりながら取り組むようになった」。 そんな時に、 山田君の全国優勝があった。 「山田君は学校でも家でも、 とにかく砲丸投げに没頭し、 自らを磨いていた」 と振り返る。  今回の受章に 「光栄なこと。 30年近く取り組んできた成果が受章につながったと思う。 生徒たちや指導者が励みにしてくれたら」 と言い、 「今後も、 自分で主体的に努力して、 目標を達成できる選手を育てていきたい」 と話している。