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切り抜き詳細

発行日時
2013-10-10 13:41
見出し
感謝込めて作品展 ロス移住前に 春日の陶芸家・山城建司さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=7248 感謝込めて作品展 ロス移住前に 春日の陶芸家・山城建司さんへの外部リンク
記事詳細
 丹波市春日町石才の陶芸家・山城建司さん (64) が10月13―16日、 丹波新聞本社1階ホール(同市柏原町柏原)で 「山城建司小品展」 を行う。 午前10時―午後6時 (最終日は午後4時まで)、 販売も行う。 山城さんは今回の作品展を最後に、 年末ごろに米・ロサンゼルスに拠点を移し、 新たな地で作陶を続ける。 山城さんは 「長らくお世話になった丹波の地で、 感謝の意を込めた作品展。 会場の空間自体が作品なので、 雰囲気も楽しんでほしい」 と来場を呼びかけている。  小鉢や小皿、 湯飲みなど日常で使う食器のほかに、 魚のオブジェなど観賞用の作品も含め150点ほどを出展する。  山城さんは北海道函館市生まれ。 高校卒業後に京焼きの先代勝尾青龍洞氏に入門し、 5年間の修業の後、 1975年に氷上町で窯を築いた。 88年から春日町石才に陶房を移築し、 作陶に励んでいる。 デパートの美術画廊などで定期的に個展を開き、 これまでに全国各地で開いた作品展は100回にのぼるという。  以前から胸に秘めていた、 妻の出身地であるロサンゼルスに作陶の場を移すことを決意。 これまで量産的に作品を作ってきた部分もあり、 1点に集中した作陶をしたいと思ったことがきっかけだったという。  山城さんは 「丹波の土地柄が大好きだった。 他国で作陶することで、 新たな視点で日本を見られると思う。 また土も変われば、 見る人も変わる。 環境を変えて新たなチャレンジをしたい」 と話している。