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切り抜き詳細

発行日時
2013-10-7 9:06
見出し
初の堂本印象日本画展 丹波ゆかりの作家も 11月24日まで植野記念美術館
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http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=7235 初の堂本印象日本画展 丹波ゆかりの作家も 11月24日まで植野記念美術館への外部リンク
記事詳細
 丹波市立植野記念美術館 (同市氷上町西中、 0795・82・5945) で、 来年の開館20周年に向けた特別展 「堂本印象と東丘社そして山本茂斗萠」 が5日から始まった。 11月24日まで。 日本画家として数々の業績を上げた文化勲章受章者の堂本印象のほか、 堂本が主宰した画塾 「東丘社」 に所属していた山本茂斗萠さん、 同社に所属する中尾英武さん親子など、 丹波市にゆかりの作家の作品など62点が展示されている。 堂本印象の作品を同美術館が展示するのは初めて。 各地の会場で評判を集めており、 観覧者の目を引き付けている。  堂本印象は、 戦前には具象画を描き、 古典と仏教の影響を受けながら幅広く題材を求めた。 戦後は抽象画や風俗画を中心に描き、 今回の展覧会では両方の作品が見られる。 大作が多く、 繊細なタッチと、 絵が迫ってくるようなスケールの大きさが見る人を圧倒している。  堂本印象の作品は30点を展示。 京都府立堂本印象美術館から作品を借りた。 インドのコブ牛を題材にした縦1・9メートル、 横3・4メートルの 「乳の願い」 や、 帝展 (現在の日展) 初出品で初入選の話題作 「深草」 「故父」 「木華開耶媛 (このはなさくやひめ)」 などを飾っている。 人気の高い 「木華開耶媛」 は、 花が満開の野に木華開耶媛が座っている様子を描いた二曲一双屏風。 黒い髪と白い衣装が清純な雰囲気を漂わせ、 官能美と神秘性を感じさせる。 1919年に帝展初入選。 2年後の帝展で 「調鞠図」 が特選に入り、 翌年無鑑査となり、 24年には審査員に任命されるなど、 頭角を現した。  東丘社の作品は28点で、 旧制柏原中や柏原高校で美術教師をつとめた山本茂斗萠さんの作品は、 「歌のグループ」 「ふじ」 など4点。 柏原出身の中尾英武さんは、 「願い」 を出品している。  入館料は一般500円、 大学・高校生300円、 小・中学生200円。