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発行日時
2013-9-29 9:00
見出し
西楽寺の歴史を本に 柏原町、滝川住職
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記事詳細
 丹波市柏原町柏原の西楽寺、 滝川秀行住職 (64) が、 同寺の歴史や出来事などをまとめた本 「矜持 (きょうじ) 保つ可し―西楽寺読本」 を発行した。 あわせて宗教家や哲学者、 作家らの言葉に論評を加えた本 「げにしかり」 を付録として出した。  滝川住職は1988年にも 「西楽寺読本」 を出しており、 今回はその増補版。 前著の発行以降、 寺の大規模改修を行ったほか、 「授戒」 「五重相伝」 など浄土宗の教えを伝える儀式を行ったこともあり、 それらの出来事や、 関わった人たちのことなどを書き加え、 前著の記述も加筆、 修正し、 あわせて収録した。   「お世話になった人たちのことなど、 私の記憶にある歴史的事実を記録として残すことは住職の務め」 と話している。  「げにしかり」は、 滝川住職が以前、 丹波新聞に連載していた 「ご無理ごもっとも」 をベースにまとめたもの。 僧侶の澤木興道、教育者の森信三、陽明学者の安岡正篤など、 各界の人物の言葉を100個取り上げ、 滝川住職がそれぞれに論評している。  滝川住職は、 これまでに 「参小島省斎語録」 「一字考」 などを発行。 知恩院発行の檀信徒向けの広報誌 「華頂」 で2年間、 コラムを連載した。 本についての問い合わせは西楽寺 (0795・72・0029)。