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切り抜き詳細
発行日時
2013-9-15 8:52
見出し
若手3人が作品展 丹波焼三人三様150点 9月18―24日、大丸神戸で
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=7163
記事詳細
篠山市今田町上立杭の若手丹波焼陶芸家3人が9月18―24日、 大丸神戸店 (神戸市中央区) の7階アートギャラリーで 「丹波焼三人展―丹波の若い芽」 を開く。 3人は、 市野健太さん (27) =雅峰窯=、 市野秀作さん (26) =省三窯=、 大上裕樹さん (27) =昇陽窯。 800年以上の歴史を持つ、 伝統の丹波焼を三人三様、 それぞれの解釈で作品に反映させて制作したやきものを一人50点ずつ展示する。 開場時間は、 午前10時―午後8時 (最終日のみ午後5時まで)。 「日頃の作風は、 丹波焼とかけ離れたものばかり」 と笑う健太さん。 作品展に向け、 登り窯で出展作品を焼き上げた。 土のかたまりをくり抜き、 土が持つ荒々しい質感をそのまま生かしてこしらえた茶碗や、 青や黄色のラインを幾重にも入れたポップな色遣いの花器や皿などを出品する。 秀作さんは、 穴窯で焼成した自然釉が美しい焼き締めの花瓶やぐい呑み、 徳利をはじめ、 丹波焼伝統の灰釉や鉄釉に、 独自の釉材を調合して作った釉薬で食器類を制作。 青から緑、 そして茶色へと移り変わる、 なめらかな釉調が目を引く作品などを展示する。 美濃の作家のもとで3年間の修業を終えた後、 世界一周に旅立った大上さん。 それらの経験から得た技術と感性を作品に練りこんだ。 丹波焼伝統の 「しのぎ」 の技法をアレンジしてこしらえた花瓶のほか、 安土・桃山時代に発展したとされる 「青志野 (あおしの)」 の茶碗など、 「丹波モダン」 と称した作品を並べる。 3人は、 1986年に同じ集落で生まれ、 父親が窯元という、 似通った境遇で育った幼馴染み。 別々の中学校に進むまでの10数年を共に過ごした。 以後、 それぞれに学生生活を営み、 陶芸の道を歩んだが、 1年半前に大上さんが帰郷。 それをきっかけに、 昔のように3人で集まるようになり、 下世話な話で笑い合い、 真剣に将来を語り合うなど、 交友を深めている。 そんな中、 いつも話題にのぼるのが、 「10年、 20年先、 丹波焼を担える存在になっていたい」 という話。 「遊び仲間だけでない、 切磋琢磨し合える存在になりたいという思いから三人展を企画した」 と3人。 「伝統と新しい時代への希望に向かい作陶する私たち3人の競作を見に来てもらえれば」 と来場を呼び掛けている。