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切り抜き詳細
発行日時
2013-9-8 9:00
見出し
県茶品評会で大臣賞 篠山市味間奥の酒井一行さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=7137
記事詳細
篠山市味間奥の酒井一行さん (42) がこのほど、 神崎郡神河町で開かれた 「兵庫県茶品評会」 (県茶業振興協会など主催) で最高位の農林水産大臣賞を受賞した。 酒井さんは、 丹波茶と和菓子の製造販売を手掛ける 「諏訪園」 (本店・味間奥) の経営者。 これまでは和菓子作りに情熱を注いできたが、 5年前に先代の父親から茶園を引き継いでからは、 製茶業にも本腰を入れている。 酒井さんは 「品評会では一昨年が7位で、 昨年は3位。 今年、 ついに念願がかなった」 と喜んでいる。 また、 今回は篠山勢が上位5位を独占、 入賞23枠中10枠に入っている。 県内6産地から64点が出品された。 審査項目は、 茶葉の色や形などを見る 「外観」、 熱湯を注いでうまみや濃度を審査する 「滋味」、 色の濃淡やにごり具合を見る 「水色」、 匂いを審査する 「香味」 の4つ。 酒井さんによると、 今年は3月の高温のため、 萌芽は平年より早まったが、 4月以降は低温となり生育が緩慢となった。 「今年はお茶の栽培にとって厳しい気象条件だった。 霜の影響を考慮して、 ほかの農家よりも早めに茶葉を摘み取ったが、 それでも葉が硬くなったものもあり、 審査項目にもある茶葉の 『外観』 をとどめるのに一苦労だった」 と振り返る。 しかし低温でじっくり育った分、 養分をたっぷり吸い上げ、 甘みの強い、 風味豊かな良質の茶に仕上がった。 昨年8月に他界した酒井さんの父、 義一さんが1998年から3年連続で農林水産大臣賞を受賞しており、 13年ぶりの4度目。 「今回の受賞は、 父が茶園をしっかり管理してくれていたことが最大の要因」 と感謝する酒井さん。 「現在、 すでに来年に向けて肥培管理を計算している。 次回も従業員総出でトップをねらっていきたい」 と意気込んでいる。 祖父の時代は茶の品種 「やぶきた」 の育苗農家だったが、 義一さんが製茶業に取り組むべく、 昭和40―50年ごろにかけて水田を徐々に茶畑に造り変え、 現在約3ヘクタールの茶畑で生産している。 ほかの入賞者は次の皆さん (篠山市関係分)。 ▽近畿農政局長賞=高仙坊善一▽県知事賞=安井保▽日本茶業中央会長賞=佐貫勉▽全国茶生産団体連合会長賞=波多野ふみ子▽県製茶商工業協同組合理事長賞=安井多美代▽全国農業協同組合連合会兵庫県本部長賞=安井雅彦▽県茶業振興協会長賞=田中英夫▽地域優良賞=本家熊野園・田中秀樹▽地域奨励賞=酒井邦裕