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切り抜き詳細

発行日時
2013-9-5 11:52
見出し
「半沢直樹」が語りかけるもの
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3625 「半沢直樹」が語りかけるものへの外部リンク
記事詳細
 猛署の次は強烈な雨。 自然の変化に戸惑う。 予期しない自然災害に備え、 身のまわりから点検したい。  さわやかな秋風はまだまだのようだが、 銀行の内幕を描いたテレビドラマ、 「半沢直樹」 は心の中に涼風を吹き込む。 「日曜日の夜はテレビの前にくぎづけ」 という人も多い。 責任をなすりつけられた部下が、「倍返し」 という形で、 上司を追い詰めるストーリー。 サラリーマンだけでなく、 大勢の人から、 「胸のつかえがおりる」 という声が出る。   「水戸黄門」 がテレビから消え、 半沢直樹が代役になったようだ。 殿様と中間管理職という違いこそあれ、 悪をこらしめたいという思いが、 人間のどこかに潜む。 人事や組織に縛られる人間の弱さ、 しがらみにめげない強い生き方もうまく演じられている。  10数年前、 村の文化祭で仲間と 「水戸黄門」 の芝居を演じた時、 「悪代官」 役が回ってきた。 悪役になりきるのは難しいと感じる一方、 「悪があるからこそ、 正義が光る」 という思いを持った。   「長いものには巻かれよ」 という風潮に、 愚直に対抗していく半沢直樹のような人が、 今の世にこそ必要だろう。 協力者の存在も大きい。 ドラマでは、 銀行を利用してのし上がろうとする人に、 銀行を愛する人たちが立ち向かう。  組織の真価が問われるのは、 不祥事など問題が起きた時の対応。 半沢直樹のような人を大切にする組織は大丈夫。 あなた自身が半沢直樹のような人になれるのか、 近くにそのような人はいるのか、 自分の属する所は風通しが良いかどうか、 一般社会の常識から遠ざかっていないか、 などを再点検したい。 「半沢が今を演じて風起こす」  (臼井 学)