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切り抜き詳細

発行日時
2013-8-29 8:46
見出し
ほぼ半数が入院不要 丹波市の上半期救急
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1687 ほぼ半数が入院不要 丹波市の上半期救急への外部リンク
記事詳細
 丹波市消防本部は今年上半期の救急出動状況をまとめた。 救急出動は前年同期比19件増の1395件と微増、 搬送人員は増減なしの1346人。 市内医療機関の収容率は58・9%と前年の60%をわずかに下回った。 県立と赤十字が増えた分、 大塚が減った。 救急搬送されたほぼ2人に1人の47・3% (636人) が、入院の必要がない軽症だった。  搬送された人に占める65歳以上の高齢者の割合は、 861人、 64% (39人増、 2・9%増) と、 ほぼ3分の2を占めた。  救急車で搬送されたものの、 入院の必要がない軽症が前年より61人、 4・3ポイント増えた。 交通事故では8割が、 入院が不要だった。 急病でも入院が不要だった人が大幅に増え45・6%と前年より7・6ポイント増えた。  高齢者は、 重症者 (3週間以上の入院) が減り、 軽症者が増える傾向が続いている。 軽症者が324人、 37・6%と前年同期より73人、 7・1ポイント増え、 重症は、 132人、 15・3%と、 56人、 7・6ポイント減った。 搬送総数に占める割合が高い高齢者の軽症者が増えたことで、 全体の軽症者比率が高まった。 中等症 (1日以上入院) は横ばい。  市内3病院の受け入れ数は、 前年同期比で県立が21人増、 赤十字が12人増、 大塚が44人減。 3病院の医療提供体制に目立った変化はなく、 市内の収容率は横ばい。  診療科別の市内収容率は、 搬送総数の半数強を占める内科疾患疑いで57%、 外科で65%、 整形外科で53・8%、 脳外科で21・4%、 小児科で73%―。  著しく市内収容率が低い脳外科疾患疑いは、 市外搬送の128件中108件を市立西脇に搬送した。  地域別の市内収容率は、 氷上74・8%、 柏原73・2% (ともに市外高次病院への転院搬送数を除いて算出)、 青垣74%、 春日73・5%となっている。 市島は42・4% (市内73人、 福知山市民と京都ルネスへ計73人)、 山南は38% (市内71人、 大山へ76人、 市立西脇へ28人) と福知山、 西脇両市への流出が顕著。 市内全体の収容率低下の一因になっている。  地域別出動数は、 ▽柏原=261件(1件増)▽氷上=366件 (35件減) ▽青垣=115件 (10件増)▽春日=265件(29件増)▽山南=206件 (9件増) ▽市島=182件(8件増)。1日平均の出動回数は7・7件。  事故種別では、 急病が802人でトップ (9人減)、 一般負傷が194人 (27人増)、交通事故が164人 (4人増)、 転院搬送155人 (10人減)、火災4人 (4人増) など。