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切り抜き詳細

発行日時
2013-8-18 9:17
見出し
篠山で初の植物画展 植物画家・小豆むつ子さん(宮ノ前)
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=7066 篠山で初の植物画展 植物画家・小豆むつ子さん(宮ノ前)への外部リンク
記事詳細
 篠山市宮ノ前にもアトリエを持つ植物画家、 小豆 (あずき) むつ子さん (63) が9月3―5の3日間、 篠山市民センター (黒岡) で同市内では初めての作品展を開く。 また、 3、 5の2日間、 体験レッスンを開く。 自宅のある稲美町で創作活動をしながら明石市で教室を開いている。 7年前から篠山でも活動していたが、 10月から本格的に、 篠山を拠点に活動するのを機に教室を開くことにしている。  鹿児島県出身。 花が好きだった小豆さんは、 47歳の時に、 初めて植物画を見て感動。 通信講座で基本を学び、 ネットで作品を発信しているうちに、 作品の出版化の依頼があり、 2005、 06年にかけて、 植物画の水彩画、鉛筆画、色鉛筆画による描き方の参考本を3冊出版した。また、年賀状の素材集にも採用されるなど、 実績を積んでいった。  06年には、 植物画が人と自然の博物館 (三田市) 主催の研究発表会 「共生のひろば」 で名誉館長賞を受賞。 小豆さんは、 ノアザミの研究もしており、 現在、 同館の地域研究員として、 講座生に植物関連の指導を行っている。   「植物を描いていくうちに、 そのけなげさや、 生きていくためのしたたかさを感じる。 篠山は植物の種類が豊富で描きたいものがいっぱい」 という小豆さんの手法は、 ルーペやリバインダーなどを使って、 花の付き方や、 雄しべ、 雌しべの数などしっかりと植物学的に調べてから、 描き始める。 明石の教室生からは 「花をよく観察するようになった」 「集中して描くので、 あっという間に時間がすぎる」 と、 趣味として習う年配者を中心に好評を得ているという。  体験レッスンは、 3日午後1時―2時50分、 5日午前10時―11時50分の2回。 参加費1500円 (画紙、 画材、 モチーフ代込み)。 予約は小豆さん (090・9161・0219)。 講座は10月から、 毎月第2、 4水曜の午後1時―2時50分を予定している。