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切り抜き詳細
発行日時
2013-8-17 16:23
見出し
論語と酒
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3608
記事詳細
子どもらに論語を講義して話題を集めている安岡定子氏の 「論語教室」 が23日、 篠山市民センターで開かれる。 さて、 その論語。 篠山の民謡であるデカンショ節にも登場しているようだ。 「論語、 孟子を読んではみたが、 酒を飲むなと書いてない」。 ▼評論家の増原良彦氏の著書 『日本の名句・名言』 にあった。 昔、 学生たちは声を張り上げて歌い、 気炎を上げたようだ。 では、 孔子は酒が好きだったかというと、 安岡さんの祖父で陽明学者の安岡正篤 (まさひろ) 氏によると、 「お好きであったと思われます」 ( 『朝の論語』)。 ▼ただ、 酒を飲んでも乱れなかったようで、 「酒は量なし、 乱に及ばず」 と論語にある。 わずかの酒でやめることもあれば、 多めに飲むこともあった。 しかし酔いつぶれることはなかった。 ▼飲んでも、 つぶれない。 まさに 「言うは易く行うは難し」 だが、 昔、 三菱では、 重役に登用する人物に目をつけると、 社長が1カ月間、 宴席のお供を仰せ付けたという。 ひとつのテストだ。 全然飲めない者、 さらには酒癖の悪さを露呈した者はその時点で落第。 酒を飲んでも崩れず、 ひょうひょうたる風格を保っている者を抜てきしたそうだ。 ▼このテストに合格できるかと自問すると、 「うーん」 とうなる。 「論語読みの論語知らず」 とは言い得て妙と感心するばかり。(Y)