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切り抜き詳細
発行日時
2013-8-8 11:05
見出し
現場主義が求められる時代
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3601
記事詳細
「暑い、 暑い」 が口ぐせになるが、 「暑いと感じられるのは生きている証」 というある人の言葉にはっとした。 肌で感じたことはいつまでも記憶に残る。 先月、 地元の春日食文化研究会で、 「ほろほろ記者35年」 という、 記者生活を振り返る講演をした。 食育や地産地消などの話題の中で、 「かけ出し時代は、 メール、 ファクスもなかった。 先輩から足で稼げと言われた。 そんな時代を過ごせて良かった」 という話をした。 現場で対話しながらネタを引き出す力が自然と身についた。 「フィルムの入っていないカメラで、 祭りの様子を撮影したことに後で気づき、 作年の写真を使ったが、 読者から 『亡くなった人が映っている』 という指摘を受けた」 という失敗談も紹介した。 何とかその場をしのいでも、 読者の目はごまかせないという教訓になった。 インターネット、 携帯、 スマートフォンなどの情報機器が発達し、 動かなくても情報を入手できる。 「市議会のネット中継を熱心に見る私のかたわらで、 孫がネットで歴史の勉強をしている」 という女性の話を聞いた。 家庭での過ごし方も様変わりだ。 一方では、 ネットに頼りすぎると、 肌で感じる経験が乏しくなり、 誤った情報に惑わされやすくなる。 自分の目で確かめて、 正しい情報かどうかを判断する力、 現場主義が求められる。 こんな話もある。 あるメーカーの若手社員が、 出張する際に、 「20人と話をしてこい」 という命令を受けた。 ビジネスの世界でも、 生の情報は欠かせない。 私の講演を聞いた人から、 「現場での体験談が面白かった」 という声を耳にした。 今後も生の声を読者にお届けしたい。「ほろほろと西や東に種をまく」。(臼井 学)