HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
21 人のユーザが現在オンラインです。 (10 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2013-7-28 9:00
見出し
「納涼浮世絵展」
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3590
記事詳細
丹波市氷上町の植野記念美術館で、 「夏の粋 納涼浮世絵展」 が催されている。 江戸情緒たっぷりの夕涼み、 花火、 夕立など、 夏の風情が感じられる風景画や美人画を紹介しているほか、 幽霊や妖怪を描いたものもあり、 喜多川歌麿や葛飾北斎、 歌川広重ら、 江戸時代を代表する絵師たちの浮世絵約120点を展示している。 水木しげるファンの私。 幽霊・妖怪画に食指が動き、 観覧に出掛けることにした。 巨大ガイコツや化け猫、 鵺 (ぬえ) など魑魅魍魎 (ちみもうりょう) を描いた浮世絵の数々が展示されており、 心が躍った。 なかでも歌川芳虎の 「狐の嫁入り」 を題材にした作品 「時参不計狐嫁入之図」 が印象的だった。 暗闇の中を火の玉に導かれながら、 狐の嫁入り行列が延々と続く。 その光景を若い女が木陰からのぞき込むという構図だ。 小学生の時に祖母から、 日が照っているのに雨が降る現象を 「狐の嫁入り」 だと教わった。以来、日照り雨に遭遇するたびに、 白無垢姿のキツネを想像し、 不思議な気分に浸ったものだった。 そんな在りし日の祖母とのやり取りを思い出しながら、 しばらくこの絵と向き合った。(太治庄三)