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発行日時
2013-7-18 9:26
見出し
精密ガラス蝶ずらり 三田の前出さん作品展 柏原の雑貨店「デボン・ポート」
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記事詳細
 丹波市柏原町柏原の雑貨店 「デボン・ポート」 (前田太陽さん経営、 0795・71・1022) で7月20、 21の両日、 工房 「三田木霊 (こだま) 庵」 を主宰するガラス作家の前出佳与さん (36) =三田市=の作品展が開かれる。 最古のガラス技法 「パート・ド・ヴェール」 で作られた精密な蝶などが約30点展示される。 新作もある。 両日共作家が在廊し、 簡単な実演もする。  もともと木工で精密な花などを作っていたが、 3年半前にガラスと出会った。 思いのままに様々な形が作れ、 透明感があるところに魅かれ、 引き込まれていった。  自ら色を調合した、 小麦粉より少し粗いぐらいの細かいガラスの粉で、 砂絵を描くように模様を作り、 加熱して溶かす。 「パート・ド・ヴェール」 はいったん廃れた技術で、 アールヌーボー時代に再興された。 手掛ける人が少ないため、 技術に関する情報が少なく、 乏しい文献を手掛かりに試行錯誤を重ね、 自身の表現方法を見出していった。  自然が好きで、 目で見たものをそのまま作りたいと、 精密さにこだわった花と蝶を制作し、 ワイングラスやシャンパングラスの中に収めている。 蝶は原寸で作っており、 「アザミにカラスアゲハ」 や 「フジバカマにアサキマダラ」 などがある。 2つの羽と胴体部分は、 1枚のガラスでできている。 前出さんは、 「図鑑的でない、 神秘的な蝶をめざしている」 と言う。  同店が、 前出さんの作品を販売する唯一の店舗という縁で、 作品展が実現した。 同店の前田さんは、 「作家さんに直接製法など、 話を聞けるチャンス。 多くの人に素晴らしい作品を見てもらえれば」 と話している。 写真・デボン・ポートで扱っている前出さんの作品。 新作や前出さんが保管している作品を持ち寄る