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切り抜き詳細

発行日時
2013-7-7 9:09
見出し
全国大会出場に貢献 女子サッカー・大商学園高の垣内愛菜さん(山南)
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記事詳細
 山南FC、 和田中学校出身の垣内愛菜さん (丹波市山南町草部) が所属する高校女子サッカーの強豪、 大商学園 (大阪) が、 このほどユニバー記念競技場 (神戸) で行われた近畿大会で優勝し、 2年連続となるインターハイ (8月3日―、 佐賀県) 出場を決めた。 垣内さんは2年生ながら右のミッドフィールダー (MF) として同大会からスターティングメンバーの座をつかみ、 チームの勝利に貢献した。 昨年はスタンドから応援していたインターハイ。 「メンバーに入って、 点を取りたい」 と意気込んでいる。  4―5月にかけて行われた大阪府春季大会では、 決勝でライバルの強豪、 大阪桐蔭に1―0で勝利し、 優勝した。 垣内さんは後半途中から出場した。  6チームで争う近畿大会は2回戦から登場。 和歌山北に20―0の大差で勝利し、 はやばやとインターハイ出場を決めた。 垣内さんはこの試合からスタメンで起用され、 3点を入れる活躍を見せた。  決勝では、 昨年の大会で0―2で敗れている日ノ本(兵庫)と対戦。 垣内さんは、「相手チームを含め、 フィールドにいる22人の中で自分が一番へた。 楽しもうと思った」 と振り返る。 後半20分で交代するまで、 遠めからシュートを放つなど、 かかんに相手ゴールに迫った。  チームは2点を先制された前半ロスタイムにフリーキックから1点を返し、 さらに後半のロスタイムに追いついた。 延長戦に突入したが、 両者譲らずPK戦に。 4―3で熱戦の幕を下ろした。  大阪府大会後、 レギュラー候補から外されたり、 選ばれたりと不安定な時期を過ごし、 近畿大会では初戦当日にベンチ入りが告げられた。 43人いる部員の中で、 インターハイの登録メンバーに入れるのは17人。 7月下旬まで、 し烈なレギュラー争いが続く。   「インターハイまでにドリブル突破、 シュートの精度を上げるなどの課題を克服し、 少しでもレベルアップしたい。 全国大会は目標にしていた舞台。 試合に出られたなら一番大きな声を出してチームを盛り立て、 点を取って試合に勝ちたい」 と話している。 初戦は8月4日、 県立山形と対戦する。  垣内さんは、 小学4年生で山南FCに入部し、 中学時代はドリームズ三木SCでプレー。 中2で県選抜、 中3で関西選抜に選ばれた。 大商学園へは自宅から通い、 朝5時過ぎに家を出て、 夜11時ごろに帰宅する日々を送っている。