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切り抜き詳細
発行日時
2013-7-4 10:21
見出し
若者定住の好機生かせ
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3570
記事詳細
丹波地域で就職を希望する高校生が、 昨年度比で1割以上増えているという。 その理由として、 ▽進学し、 大学を卒業しても就職が厳しい状況である▽家庭の経済事情―などが考えられるが、 「これまでにない多さ」 という。 製造業や事務職を希望する高校生が多いのに対し、 求人は少ないというミスマッチは続いているが、 求人の多い介護職を第1希望にする生徒が昨年から増えたといい、 「高校生も時代の流れに敏感に対応している」 としている。 この状況を受けて、 丹波市とハローワーク柏原が、 市商工会、 市工業会、 丹波雇用開発協会に対し、 管内新規学卒者の採用拡大を要請した。 若者の市外流出を食い止めたい市にとっては、 絶好のチャンスといえる。 ただ、 要請を受けた市工業会によると、 経済情勢も上向いているとはいえず、 「増員できる企業は半々だろう」 と見ている。 市商工会も 「優れた技術を受け継ぐ若い人材を育てるという観点からの雇用を働きかけたい」 と話す。 働きたい若者、 雇ってあげられない企業の実情というミスマッチがなんとも歯がゆい。 人口減少をくいとめようと、 都市部住民をターゲットに定住促進に知恵をしぼっているものの、 1組の家族を迎え入れることでさえ容易なことではない。 地域の子どもたちに地域の良さを見つめ直す教育を進める先に、 「地元に残る」 選択肢を確保できなければ、 地域社会にとっても大きなマイナスだ。 期待の星が輝ける場が丹波で確保されるよう、 市、 ハローワーク、 学校などの関係機関と、 採用する企業側が歩みよる機運がますます高まればと願う。(芦田安生)