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切り抜き詳細

発行日時
2013-6-30 8:34
見出し
70年ぶりに恩師に再会 竹田国民学校1年生
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http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6904 70年ぶりに恩師に再会 竹田国民学校1年生への外部リンク
記事詳細
 70年ぶりに再会―。 1943年に竹田国民学校で1年生だった子どもたちが20日、 当時の担任の先生に70年ぶりの再会を果たした。 丹波市春日町黒井の喫茶店 「いちご畑」 で4人の教え子と再会した植木みさゑさん (90) =旧姓柳川、 春日町黒井=は、 「70年たっても覚えていてくれて、 本当に光栄」 と喜んでいた。  教え子は、 門脇久美子さん (77)、 前川昌蔵さん (76)、 小笠原義郎さん (76)、 青木栄治さん (76)。  昨年6月、 中学校の同窓会で 「柳川先生が健在でおられるらしい」 という話が出て、 先生を探すことになった。 「柳川」 という苗字から、 春日町ではないかと見当をつけ、 門脇さんらが中心となって同町の知り合いに連絡をとり探し始めた。 今年3月、 ようやく所在が判明。 門脇さんから電話をもらった植木さんは 「とにかく驚いた。 門脇さんの声を聞いて、 すぐに誰かわかった」 と話す。  教え子を前に、 植木さんは 「当時は学校を出たばかりで、 20歳でした。 初めて担任を務めたクラスということもあって、 とにかく一生懸命に教育した。 年が近かったこともあって、 自分のきょうだいのように思っていた」 と話し、 教え子たちは 「すごく美人で優しい先生だった」 と当時を振り返った。 戦中だったこともあり、 校庭の一角を耕してサツマイモを植えたことや、 授業中に空襲警報が鳴ったことなど、 昔話に花が咲いた。  植木さんは、 この日のために作った川柳 「ひと昔学びし子等がえんむすび」 「七十年おさなごしのぶなつかしさ」 「笑い声時たつ忘れほほえみぬ」 を披露。 教え子たちは 「さすが先生や」 とほほ笑んだ。 長生きの秘訣を聞かれた植木さんは、 「自分の好きなことをやって、 前向きに生活してきたことかな。 何でも意欲的に過ごすこと」 と教え子にエール。 前川さんは 「先生がとても元気でよかった。 見習って長生きしたい」 と話していた。