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切り抜き詳細

発行日時
2013-6-6 10:10
見出し
県制し西日本大会へ 軟式野球「ブラックコスモス」
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記事詳細
 兵庫県軟式野球連盟丹波支部に所属する 「ブラックコスモス」 が、 6月28日から長崎県佐世保市で行われる 「西日本軟式野球大会2部」 に出場する。 同大会に丹波市のチームが出場するのは9年ぶり。 足立隆晴監督 (45) =丹波市山南町谷川=は、 「県代表として目の前の1勝を目指す」 と意気込んでいる。  同チームは、 山南地域の野球愛好者が主体で、 1975年の創部。 メンバーは20人で、 20歳代が大半を占める。 これまで同町だけにチーム登録してきたが、 若いメンバーが増えたこともあって、 試合数が多くレベルも上がる丹波市に昨年から登録した。  4月に行われた同大会の県予選では、 決勝まで4試合すべて接戦を制し優勝した。 中播磨地区代表との準決勝では、 7回まで0―0で決着がつかず、 無死満塁から攻撃を開始する 「特別延長」 に突入。 10回裏に監督の次男、 足立達彦さん (18) の左中間を破るサヨナラヒットで勝利した。  西阪神地区代表との決勝戦では、 5回表に2死3塁から細川一輝さん (18) =篠山市市山=が、 センター前にタイムリーヒットを放ち、 決勝点となった。 細川さんは 「直前のプレーでサインミスをしていたので、 何とか取り返したかった」 と話していた。  エースの足立哲士さん (23) =青垣町山垣=は、 準決勝で10回を1人で投げぬき、 疲れもあったが、 自ら志願して決勝のマウンドに立ち、 決勝も完封。 「何とか試合をつくりたかった」 と言い、 「西日本大会は9回まで行われるので、 トレーニングをしっかり積んで臨みたい」 と力強く語った。  足立監督は 「機動力でチャンスを作り、 中軸で点を取るのがブラックコスモスの野球。 相手も強豪なので、 限られたチャンスをものにできるよう、 集中して臨みたい」 と話している。