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切り抜き詳細

発行日時
2013-6-2 8:29
見出し
玉ねぎ
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3539 玉ねぎへの外部リンク
記事詳細
 それだけでは、 料理の主役にはならないが、 フレンチ、 イタリアンをはじめとして、 なくてはならないのが名脇役の玉ねぎだ。 新玉ねぎのおいしい季節になった。 玉ねぎに含まれる 「硫化アリル」 が、 血液をさらさらにして、 動脈硬化や脳血栓を予防してくれるというので、 毎日食べている。  最近、 友だちが教えてくれた、 これ以上簡単な方法はないという究極のレシピ (ご存知の方もあるとは思うが) を一つ。 新玉ねぎの皮をむき、 十字に切れ目をつける。 皿に載せラップをかける。 一個なら三分強、 二個だと四分半ほど電子レンジでチンする。 玉ねぎの甘味が凝縮されて、 何もかけなくても充分という人も。 おかずなので、 私はほんの少しダシ醤油をかける。 五分で一品という超スピード料理、 しかも美味しく栄養満点だ。 生の玉ねぎを薄切りにするサラダも美味しいけれど、 あとあと匂いが口に残るのが気になる。 その点、 この 「チン玉ねぎ (私が命名)」 は大丈夫だ。 様々な野菜の季節感が薄れていく中で、 今だけの美味しさをしっかり味わいたい。  この玉ねぎ、 意外と日本で食べられるようになった歴史は新しい。 明治四年に札幌で試験栽培されたのが最初で、 明治十一年から札幌農学校で本格的に始まった。 春まきのほかに秋まきが開発され、 関西では淡路島や泉州が主要産地だ。  しかし、 国内の自給率は七八パーセント程度だとか。 新玉ねぎが一個二十八円などという目玉商品になっているのは、 手間ひまをかけた生産者にとっては辛いものがあるだろう。 簡単レシピでぜひたくさん消費しなくては。