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切り抜き詳細
発行日時
2013-5-30 10:23
見出し
食物アレルギー考えるとき
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3536
記事詳細
知らなければ不安はないが、 知れば不安が起こる―。 昨年12月、 東京都調布市の小学校で給食に食物アレルギーのある児童が給食を食べた後に亡くなる事故を受けて、 福住小学校で丹波地域初の研修会がこのほど行われた (篠山版掲載、 丹波市版は後日掲載)。 研修を受けた教諭らは、 食物アレルギーの知識を得たことで、 これまで感じ得なかった不安と責任感を感じたように思う。 2002年度、 03年度の全国の学校栄養士を対象にした調査によると、 学校給食で発症した食物アレルギー症状の約60%が新規の発症。 誰にでも新規で発症する可能性があるということだ。 また、 食物が原因だけでなく、 食事後の運動により食物アレルギーを誘発する例が篠山市で、 昨年度と今年度1件ずつおきている。 調布市の事故では、 食物アレルギーによるアナフィラキシーショック (全身性のアレルギー反応) を抑えるアドレナリン自己注射薬 (商品名・エピペン) を児童自身が打てる状況になく、 担任や養護教諭らがエピペンを注射するタイミングが遅れたことが死因のひとつとされた。 また、 食物アレルギーなどによるアナフィラキシーショックは、 急速に悪化するのが特徴。 これらのことを知ると、 食物アレルギーがより身近で、 命に関わる病気だということが分かる。 不安を感じないよう、 ふたをしてはいけない問題だ。 まずは、 学校関係者の知識が必要になるが、 より身近な問題として、 保護者や地域住民にも広めていくことが大切。 教諭らが不安を抱えていては子どもたちも安心できない。 その不安を和らげる取り組みや周りの理解が必要だ。(坂井謙介)