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切り抜き詳細
発行日時
2013-5-23 11:10
見出し
ペタンク競技「ティール」で日本一 柏原の田原さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/people/index.php?page=article&storyid=914
記事詳細
丹波市柏原町見長の田原恭二さん (66) が、 このほど淡路市で行われたペタンク競技 「ジャパンオープン」 のティールの部で優勝した。 ティールは、 対戦相手のものと想定した球を目標物とし、 離れた場所から球を投げ、 ダイレクトで何回当てられるかを競う競技。 日本全国から強豪が集まる中、 田原さんは集中力を切らさずに高い技術を発揮し、 日本一に輝いた。 ティールは、 相手の球に直接当てて弾き出し、 ビュットから遠ざける戦略に用いられる、 競技中においても有効なテクニック。 競技は、 6メートル、 7メートル、 8メートル、 9メートルの4つの距離に対し、 1球ずつ投げ、 それを5回行う。 男子の部には32人が参加。 ベスト16を決める初戦では3位につけて弾みをつけた。 さらには8強、 4強を決める試合にも勝利。 4強が出そろうと、 4人による決勝が行われた。 多くのギャラリーが見守り、 1球ずつ交代で投げるというプレッシャーがかかる場面でも集中力を切らさなかった。 大会を通じ、 5球のうち3球はヒットさせる高確率を維持した。 田原さんは、 実戦の練習にもなるティールを、 ほぼ毎日1―2時間、 自宅の庭で練習している。 その成果が試合にも生き、 ここ5年ほどは成績も上位に食い込むようになったという。 「上位をねらえる自信はあったが、 トップになるとは思ってもみなかった。 特に4人による決勝ではプレッシャーを感じ、 いかに集中力を維持させるかの戦いだった」 と振り返った。 同部門に出場したのは昨年からで、 昨年は4位だった。 ◆西日本規模「ペタンク大会」で優勝 柏原の田原・三輪ペア 柏原町見長の三輪昌弘さん(57)、田原恭二さん(66)ペアが、 このほど箕面市で行われた 「おおさかオープンペタンク大会」 のダブルスで優勝した。 同大会では10年以上前にも優勝しており2度目。 昨年は準優勝だった。 西日本の各府県トップクラスの選手が集まる大会で、 2人は 「これから出場する大会に向けて弾みがついた」 と話している。 男子ダブルスには84チームが出場。 4チームずつの予選リーグ (11点先勝) では、 危なげない戦いで、 各1位による決勝トーナメントへ。 2回戦から登場し、 初戦は11―1と好スタートを切った。 山場は3回戦。 ポイントが取れないまま7点差を開けられたが、 そこからじわりじわりと差を詰め、 10点目も先に取られてからの逆転劇だった。 残る準決勝、 決勝も4点差を開けられてからひっくり返す展開となり、 11―9、 11―7で勝利した。 三輪さんがビュットに寄せ、 田原さんが得意のティールで相手球を弾き出すという役割分担が機能。 3回戦の接戦をものにしてから 「しんぼうすれば、 必ずチャンスがめぐってくる」 と弾みがつき、 一気に逆転をねらわず、 こつこつポイントを上げる戦略が奏功した。 2人はペタンク歴20年以上で、 年間20大会ほどに出場している。 三輪さんにとっては今年度の初戦。 「目標としている7月の日本選手権兵庫県予選に向けて弾みがついた。 年に1回は優勝するのを目標にしており、 早めに優勝できてほっとした」 と笑顔。 田原さんは、 「今年はさらに上のレベルをめざす」 と意気込んでいる。 【ペタンク】目標となるビュットという小球に向かって金属製の球を投げ合い、 より近づけることを競うフランス発祥の球技。 トリプルス、 ダブルス、 シングルスがある。 先攻チームの1人がサークルからビュットを投げ、 まずこのビュットに近づけるように持ち球の1個を投球する。 それ以降は、 投げた持ち球がビュットから遠いチームから投球。 相手チームの最もビュットに近い球よりさらに近い球の数がそのセットでの得点となる。