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切り抜き詳細
発行日時
2013-5-23 11:08
見出し
篠山⇔東京バスが運行中 毎週木―日曜日 若者やビジネスマン利用
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6783
記事詳細
篠山―東京間を往復。 そんなツアーバスが2年前から毎週運行されている。 篠山口駅を出発して夜の高速道路を走り、 新宿など東京都内や東京ディズニーランド (千葉県) を経ながら約12時間をかけて幕張 (同) へと向かうバス。 経由地である神戸や大阪で乗車する客が大半を占めているのになぜ篠山を発着としているのか。 東京に用事ができた記者が実際に利用し、 運行会社に取材を行った。 ◆京丹波のバス会社 午後8時半。 篠山口駅西口ロータリーでバスを待つ。 本当に篠山発なのかという不安があったが、 定刻通りに緑色の大型バスが到着した。 篠山から乗車したのは記者一人。 2人いる運転手よりも客の方が少ない状況だったが、 神戸三宮、 大阪を経て満員となり、 一路東京を目指す。 バスは4列シートだが、 足を伸ばす空間が思いのほか広く、 リクライニングもできる。 2―3時間おきに休憩があり、 午前6時半、 新宿駅西口に到着した。 その後、 池袋を経て、 午前8時にディズニーランド、 午前8時半に終点の幕張に着く。 バスは毎週木―日曜日に運行しており、 料金は時期によって異なるものの4000円前後。 飛行機や新幹線などと比べて圧倒的に安い。 ツアーを運営しているのは大阪市に本社を置く 「アミイファクト株式会社」 だが、 同社から委託を受けてバスを運行しているのは、 篠山市のお隣り、 京都府船井郡京丹波町の有限会社 「山一サービス」 だ。 「篠山から乗られるお客様は少ないけれど定期的にある。 みんな 『ものすごいものを見つけた』 と言ってくれますね」 と話すのは同社の山内一之社長 (54)。 京丹波にある同社が運行していることに篠山発着の理由があった。 ◆神戸行きが目的 山内社長によると同社が近畿運輸局から指定を受けている 「一般貸切旅客自動車運送事業」 (高速ツアーバスの運行免許) では、 発着点を会社の所在地である都道府県内全域と、 会社が他都道府県に隣接している場合は隣接している市町村からに限定している。 ゆえに同社の場合は、 京都府内と篠山市となるのだ。 同社は京都府綾部市からも東京便を出しているが、 そちらは経由地が大阪、 京都。 神戸を経由しようと思えば、 篠山を発着とすることで最短距離での神戸行きが可能になる。 つまり、 神戸に行くために篠山発着にしているといってもいい。 山内社長によると、 篠山―東京間の利用者は、 ディズニーランドに行く若者や帰郷する学生、 ビジネスマンなどが多いという。 「長期の休みは利用客が多い。 口コミで広がっているようで、 ほとんどがリピーターになってもらっている」 と話す。 一方、 高速バスを巡っては昨年4月に起きた関越自動車道での事故を受け、 国は高速ツアーバスの運行を7月末で廃止する。 事業者はバス停を整備し、 ふらつき防止装置などを装備したバスに変更するなど、 規制の厳しい高速乗り合いバス免許への移行が求められる。 規制後でも使用できる車両を有する同社は新免許の登録申請を行う予定。 新免許では発着点の縛りがなくなるため、 どこからでも運行することができるようになるが、 「少ないとは言えリピーターがおられるので、 篠山発着は変更しない予定」 (山内社長) という。 利用はインターネットなどで 「アミー号」 と検索すればヒットする。