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切り抜き詳細

発行日時
2013-5-16 10:00
見出し
ひまわり基金の9年
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3522 ひまわり基金の9年への外部リンク
記事詳細
 丹波ひまわり基金の名前で親しまれてきた法律事務所が名前を変更し、 「ひまわり」 という看板を降ろした。 弁護士過疎の現状を解消し、 法律的なニーズに対応するために、 日本弁護士連合会の支援で、 9年前に丹波地域に設置されたが、 弁護士が増えたため、 役割を終えた。   「借金する勇気があれば、 弁護士に相談する勇気も欲しい」 という都会のある法律事務所のPRのキャッチフレーズ。 なかなかうまいと思う。 丹波地域に常設事務所が5カ所になり、 市民の相談窓口が広がったことは喜ばしい。 逆に言えば、 法律的な問題を抱えている人が多いのが現実。  身近に弁護士がいるということで、 「もしやこんな相談でもできるかな」 と気付かされた人も多いのでは。 一方、 弁護士と言うとまだまだ敷居が高いイメージもある。 「税金問題なら税理士、土地問題なら司法書士などとも連携する。 都市部の大きな事務所では、 扱いにくいような泥臭い問題が持ち込まれる。 それが、 ひまわり基金の原点」 と、「ひょうごパブリック法律事務所丹波事務所」 に名前を変更した所長の元山陽平弁護士。  弁護士が増えたのは、 ひまわり基金の活動が広がり、 法律的なニーズを掘り起こしたという背景もある。 元山弁護士も、 「篠山市の無料法律相談に他の弁護士と共に声がかかったり、 丹波市の審議会委員にも選任された。 歴代の所長が果たされた市民目線に立つ弁護士の役割が今後も求められている」 という。  田舎の弁護士は、 テレビタレントのような売れっ子弁護士とは程遠い、地味な存在。それだけに、 9年間の歩みは価値がある。「ひまわりの種が地域に根付く初夏」。(臼井 学)