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切り抜き詳細
発行日時
2013-5-9 14:14
見出し
広葉樹植え里山に 「昔の姿に戻したい」 葛野の有志
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1575
記事詳細
台風の被害で木が倒れ、 うっそうとした山を里山に回復しようと、 丹波市氷上町葛野地区の有志6人でつくる 「かどのでもりもり倶楽部」 (待場明雄代表) が、 同町上新庄の森を整備している。 山は、 交流施設かどのの郷から達身寺に至る道の東側に広がる100ヘクタール以上の 「森山」 と言われる区域。 9年前の台風で、 ヒノキなどが倒れ、 人が入れなくなったという。 同地区有志の間で、 昔のように広葉樹が広がる山に回復させたいという思いが強まり、 昨年11月に同倶楽部を設立。 以来、 メンバーは月1回集まり、 背丈以上あるネザサを刈るなどの作業を行っている。 ネザサが刈り終われば、 コナラやドングリなどの苗を植え、 時間をかけながら里山に戻していく計画。 都市部住民にも呼びかけ、 ネザサ刈りや植樹などの作業を体験してもらい、 地元と都市部が一体となった里山整備を目指している。 刈ったネザサは燃やして灰にし、 肥料として使用していくことも考えている。 同倶楽部の三輪邦興さん (63) は 「東南海地震発生の可能性が高いと言われている今、 都市部の人にもまき割りや火をおこす体験もしてもらいたい。 多くの人が、 山遊びができる環境にしたい」 と話している。 同倶楽部では、 一緒に里山作りに協力してもらえる人や企業も募集している。 問い合わせは三輪さん (080・4079・7984)。 写真・ネザサを刈る同倶楽部のメンバー=氷上町上新庄で