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切り抜き詳細
発行日時
2013-5-2 8:42
見出し
丹波焼の若手作家「グループ窯」作陶展 5月6日まで「立杭陶の郷」
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6721
記事詳細
丹波焼の若手陶芸家でつくる 「グループ窯 (よう)」 が、 篠山市今田町上立杭の 「立杭陶の郷」 (079・597・2034) で作陶展 「The Nine Rooms―それぞれの空間」 を開いている。 波打つ土壁で空間を区切った会場 「アートギャラリー丹波」 で開催。 メンバー9人がそれぞれに展示ブースを設け、 演出をほどこしている。 グループ展ながら、 作家の個性が楽しめる。 5月6日まで。 開場時間は、 午前10時―午後6時。 「Plant」 (植物) と題した市野和俊さんのブースには、 すっくと立つ木を模した一輪挿しや、 葉っぱ型の皿などが並ぶ。 清水義久さんの 「いろんなおさら」 のブースは、 清水さん自らが手掛けた焼き板の引き戸を立てつけ、 個室のような展示空間を演出。 部屋の中には、 さまざまな大きさや形をした皿をずらりと展示している。 展示作品はすべて、 手に取って鑑賞することができる。 グループ窯の代表、 大西雅文さん (33) =同町下立杭=は、 「丹波焼の伝統をベースにしながらも、 各作家が個性を丸出しにしてこしらえた新しい感覚の作品と展示空間の両方を楽しんでもらえたら」 と話し、 来場を呼び掛けている。 このほかにも3―5日午前10時―午後4時、 上立杭旧公会堂で同メンバーが手掛けた食器で食事が楽しめる 「ギャラリーカフェ窯」 を開店する。 メニューは、 特製カレーやソフトドリンク、 コーヒーなど。 狩場酒造とのコラボ酒器展も催す。