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発行日時
2013-5-2 8:26
見出し
自転車で丹後半島一周 67歳10回目の挑戦 今田町釜屋の溝畑和男さん
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http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1572 自転車で丹後半島一周 67歳10回目の挑戦 今田町釜屋の溝畑和男さんへの外部リンク
記事詳細
 篠山市今田町釜屋の溝畑和男さん (67) が10回目となる自転車による丹後半島一周ツーリングを計画している。 友人2人とともに、 1泊2日で往復約283キロの道のりを走破する。 5月3日か4日、 天気の良い日にスタートを切る。 溝畑さんは 「年に1度の体力試しも今回でついに10回目。 節目となる今年もどこまでバテずに走れるか、 自分の気力、 体力を見極めたい」 とほほ笑み、 「旅先での人とのふれ合いが何よりの楽しみ。 多くの人と出会って、 思い出をたくさん持ち帰りたい」 と話している。  計画では、 自宅を午前5時前に出発し、 宮津市の由良浜海岸へ。 天橋立を経て、 海岸線伝いに走り、 丹後半島を周遊。 午後4時半ごろ、 宿泊先の京丹後市丹後町間人 (たいざ) に到着。 翌日午前7時半ごろ宿を出発し、 午後4時半ごろ、 自宅に戻る。  初めての自転車ツーリングは20代のころ。 2人の友人と4泊5日で四国を一周した。 野宿をしながら駆け巡った旅は、 「今でも良い思い出」。 会社員として忙しく働く中、 自転車とは疎遠になったが、 各地のマラソン大会に出場するなど、 体は動かし続けた。  52歳の時、 酒に酔って転倒。 頭がい骨骨折の大けがを負い、 入院した。 三半規管の損傷で、 平衡感覚がしばらく戻らなかったという。 そんな病み上がりに、 「自分の体力がどこまでもつか」 と、 久しぶりに自転車にまたがり、 翌年、 自宅から由良浜までの往復約200キロソロツーリングを敢行。 思いのほか簡単に走れたことから、 次の年、 丹後半島を一周したが、 一転、 苦しい旅となった。 気力、 体力ともに消耗し、 自分の不甲斐なさを反省。 一から体を鍛え直そうと、 スクワットやランニングなど、 日々トレーニングを重ねた。  59歳で、 リベンジの丹後半島一周へ。 4年間、 体を鍛え続けた成果もあり、 気持ちよく旅を終えることができた。 そんな溝畑さんの土産話に共感した人や自転車好きが集まり、 以後、 毎年ゴールデンウイークに仲間2、 3人で丹後半島を一周するようになった。   「峠道など辛いときもあるけれど、 それ以上に楽しいことがある。 仲間と味わう達成感は何物にも替え難い」 と溝畑さん。 「宿泊先での酒もまた楽しみ」 と笑う。 写真・10回目の自転車による丹後半島一周を計画している溝畑和男さん=篠山市今田町釜屋で