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切り抜き詳細

発行日時
2013-4-21 8:36
見出し
火災発生 最悪ペース 丹波市内で今年16件
リンクURL
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記事詳細
 丹波市内で今年に入り、 火災が多発している。 4月19日現在の発生件数は16件。 市発足後、 最多だったのは2011年の43件で、 その年は3月末時点で15件発生しており、 同様のペースで推移している。 16件のうち、 枯れ草などを燃やす焼却火やたき火が燃え広がったケースが最も多く、 7件。 高齢者 (65歳以上) が火を取り扱っていたケースが半数を占めているのが特徴。 市消防本部は、 「消火準備をして、 風の強い日は、 野焼きをやめて」 と呼びかけている。  16件のうち、 焼却火やたき火が燃え広がったのが7件、 消し炭や、 燃やしていたもみ殻から火が大きくなったのが計2件。 風にあおられて燃え広がり、 対処できなくなったり、 火が消えた、 もしくは消えるだろうとその場を離れるなど、 油断が原因とみられるケースが半数以上だった。 このほか、 ストーブからの出火が2件、 工場火災が1件、 放火疑いが1件、 不明が3件。  月別では、 1月4件、 2月2件、 3月7件、 4月 (19日現在) 3件。 地域別では、 柏原2件、 山南6件、 氷上3件、 青垣2件、 市島2件、 春日1件。 高齢者が火を取り扱っていたケースは8件。  市消防本部は3月12日と、 4月16日 (1日に2件発生) に防災行政無線を通じて市民に注意を呼びかけた。 消防団も各地域で巡回広報を行った。  昨年の発生件数は、 消防本部発足以来、 最も少ない13件だった。 今年は3月30日時点で13件発生した。 なお、 氷上郡時代の1981年には53件の火災が発生しており、 過去最多。