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切り抜き詳細
発行日時
2013-4-13 15:51
見出し
のれんで地域活性化 河原町など32軒で 5月26日まで
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6641
記事詳細
国重要伝統的建造物群保存地区に指定されている篠山市河原町地区などで、 32軒の軒先にのれんをかけるイベント 「王地山まけきらい稲荷と妻入商家 春のれん」 が開かれている。 風に揺れるのれんを通して、 春の篠山をたくさんの人に楽しんでもらったり、 地域の活性化にと住民や商店主らが初めて企画。 期間中にはさまざまな催しも計画しており、 市外からの観光客だけでなく、 地元の人たちにも楽しんでもらえる空間を演出したい考えだ。 住民らは、 「初めての試みなので、 ゆるく続けていけたら」 と話している。 5月26日まで。 春のれんに参加するのは河原町を中心に、 小川町、 東新町、 立町も含めた32軒。 それぞれの軒先にそれぞれの個性を込めた色とりどりののれんを下げる。 着想となったのは、 以前に同地区で撮影があった 「水戸黄門」 の町並み。 のれんが揺れることで、 商店が開いていることやその家の個性、 テーマ性などを表現し、 まちの活気を演出しようと企画。 住民らで 「妻入のれん会」 を結成し、 準備を進めてきた。 また、 「活性化のためには外からの力ではなく、 地元の人間が動かなければ」 との思いから、 補助金を得ず、 ほとんどが手弁当。 期間中に行うみこしの巡行や野点、 展示会などのイベントも住民らがアイデアを持ち寄って計画した。 河原町では2009年から 「丹波篠山まちなみアートフェスティバル」 を開催。 アートと伝統的な町家が融合した独特の空間を演出し、 数万人の集客を誇る中、 行事のなかった春にスポットを当てた企画を生み出した。 のれん会会長で、「丹波民芸の店 あめや」 の店主、小林秀人さんは、「気温も一番気持ちいい季節。 のれんのかかったまちを歩いてもらい、 普段からきれいにしてもらっている王地山稲荷神社なども見てもらえたら」 と笑顔。 イベントを提案した中西俊介さんは、 「篠山は春に何かをしなければだめだと思っていた。 たくさんの人に協力してもらい、 地元が動いたことに意義があると思っている。 観光客だけでなく、 地元の人にも足を運んでほしい」 と呼びかけている。 問い合わせは小林さん (079・552・4638)。 ◎期間中に行われる14日以降のイベントは次の通り 大道芸人による猿回しなど (14日) みこし町内巡行 (同) 王地山陶器所で野点・蔵出し展 (同) ガラス作家二人展 (22日まで) 書家・吉川知粧展 (30日まで) 古丹波名品展 (7月15日まで) 漫画堂のおもしろ店 (5月26日まで) のぎく会切り絵展 (同) 高城窯絵付け体験 (同、土、日、祝のみ) 丹波盆栽展 (同) 名作能面展 (6月30日まで) 手づくり作品展 (5月26日まで) 立岩陶芸クラブ展 (6月2日まで) Tシャツと手ぬぐい展 (8月31日まで) ガラス作家展 (5月26日まで) 今西公彦作陶展 (5月2―6日) 小島優と王地山焼展 (5月3日―6日)アロマセラピスト展(5月3日―29日)手づくり小物展(5月3日―26日)市野ちさと・大上伊代作陶展(5月21日―26日)