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切り抜き詳細
発行日時
2013-4-7 8:56
見出し
学校現場をサポート 教育支援センター開設 篠山市教育委員会
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6616
記事詳細
篠山市教育委員会は新年度から、 市内の各教育現場や児童生徒らの支援を行う専門部署 「篠山市教育支援センター」 を開設し、 市役所西紀支所 (同市宮田) で運営をスタートさせた。 児童生徒支援関連の組織は以前からあったが、 それらを統合、 発展させ、 人員5人増の体制で教育にかかわるさまざまな支援に臨む。 市教委は、 「センターを、 学校や地域、 保護者が一緒になって子どもたちの成長を見守る中核組織としていく」 と話している。 同センターは、 教職員OBが務める学校経営支援担当、 児童生徒支援担当、 特別支援担当の3人と、 カウンセラー4人、 スクールソーシャルワーカー1人、 不登校児支援担当1人の計9人で構成。 ▽学校経営支援▽児童生徒支援▽特別支援教育▽青少年の健全育成―の4つを柱に活動していく。 課題を集約し、 学校現場と関係各所との橋渡し役となるスクールソーシャルワーカーは、 これまで県教委から丹波教育事務所に派遣されていた人材を篠山対応の専門家として組み入れている。 学校支援では、 担当者やソーシャルワーカーが生徒指導体制の強化や地域、 保護者との連携などにアドバイスを行ったり、 学校だけで解決できない課題などについて相談に乗る。 児童生徒支援では、 不登校児支援に取り組んでいた市教委内の組織 「ゆめハウス」 をセンター内に統合。 引き続き支援に当たるほか、 学校と連携していじめ対応チームを構成し、 いじめの未然防止、 早期解決などに取り組む。 特別支援教育は学校からの教育相談や、 児童生徒の就学相談などに対応。 青少年健全育成は、 市教委内の組織だった 「青少年育成センター」 の機能を継承し、 子どもたちの悩み相談や関係団体との連携に取り組む。 西紀支所2階の1室は不登校児支援、 4階に事務室、 相談室、 研修室などに割り当てた。 また青少年育成センターで取り組んでいた電話相談 (0120・711・338) も職員増に伴い、 日数を増加。 これまで週3日の午後だったところを、 週5日の午後とし、 相談体制を整えている。 市教委は、 「新年度から運営を始めているが、 状況に応じて対応していけるように発展させていきたい。 相談内容などを集積し、 子どもたちの教育と継続的なかかわりを持っていければ」 と話している。 同センター (079・593・1445)。