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切り抜き詳細

発行日時
2013-4-7 8:55
見出し
巧みな「囲炉裏」最高賞 福井県のヒョウタン加工審査
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http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6615 巧みな「囲炉裏」最高賞 福井県のヒョウタン加工審査への外部リンク
記事詳細
 丹波市春日町棚原の團野義信さん (64) が、 このほど福井県の福井新聞社風の森ギャラリーで開かれた 「瓢箪展」 で、 最高の県知事賞を受賞した。 複数の品種のヒョウタンを加工、 細工して 「囲炉裏」 を巧みに表現した大作が、 高い評価を受けた。 初出品での受賞に 「自分のイメージ通りにうまくできた。 表彰されてうれしかった」 と喜んでいる。  受賞作品は、 囲炉裏の木枠や、 火にかかった鉄瓶、 天井から吊るされた先端が鉤(かぎ)状の 「自在鉤」 に至るまでを、 すべてヒョウタンを加工して制作。 鉄瓶にはゴツゴツしたイボヒョウ、 自在鉤には長さが1・2メートルほどある長ヒョウを用いた。  ヒョウタンを横にして、 目やウロコが分かるように丁寧に彫り込み、 コイの飾りに見立てたほか、 電球を仕掛けて囲炉裏の火が燃えているように見せた。 コイの飾りを作るところからアイデアを膨らませ、 2カ月がかりで完成させた。  30年ほど前に、 母親がもらってきたヒョウタンの苗を何気なく植えたのが始まり。 栽培、 加工の面白さにひかれ、 地元の愛好家サークル 「春瓢 (しゅんぴょう) 会」 に入会。 また、 8年ほど前からは、 良質の苗を仕入れるために福井県の 「愛瓢会」 にも入会しており、 その縁で今回の展示会に出品した。  毎年、毬ヒョウ、イボヒョウ、 長ヒョウ、 一寸豆ヒョウなど10種類近くのヒョウタンを栽培し、 表面に絵を描いたり、 彫刻を施すほか、 小さいヒョウタンはストラップやお守りに、 大きなヒョウタンは置き飾りに加工して楽しんでいる。 秋篠宮が名誉総裁を務めるNPO法人・全日本愛瓢会が認定する 「教士四段」 の腕前だ。  まったく同じヒョウタンはないため、 加工の仕方もそれぞれ微妙に変わるという。 また、 栽培は自然相手。 台風でヒョウタン棚が潰されたり、 まともなのが一つもとれないこともあったという。   「栽培、 加工とも難しいところも面白さ。 棚になったヒョウタンを見ながら、 どう加工しようかと考えている時や、 自分のイメージ通りに加工できた時がうれしい」 と話している。