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切り抜き詳細

発行日時
2013-3-30 16:36
見出し
院長に秋田・神戸大教授 医師7年ぶり30人台 県立柏原病院
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http://tanba.jp/modules/features/index.php?page=article&storyid=849 院長に秋田・神戸大教授 医師7年ぶり30人台 県立柏原病院への外部リンク
記事詳細
 県立柏原病院の新しい院長に、 神戸大学総合内科教授の秋田穂束氏 (62) が4月1日付で就任する。 2人のうち1人が空席になっていた副院長には、 県立がんセンター消化器内科部長の西崎朗氏 (54) が就任する。 院長、 副院長とは別に若手医師も着任し、 一時は3人まで減少した内科医は10人にまで回復する。 初期研修医を除いた常勤医師数は30人で、 30人台に回復するのは7年ぶり。 稼働ベッド数も18床増え、 164床となる。  秋田氏は、 1976年に神戸大学医学部を卒業。 ワシントン大学への留学、 六甲アイランド病院勤務の数年間以外は、 同大付属病院で勤務。 1995年に同大医学部第一内科 (循環器内科) 助教授。 2000年に同大医学部附属病院総合診療部教授、 09年に同総合内科教授、 10年からは、 同大大学院医学研究科地域社会医学・健康学講座教授も兼任している。  西崎氏は、 1983年に神戸大学医学部卒。 同大、 須磨赤十字、 公立御津病院を経て、 1990年から県立成人病センター (現・がんセンター) で勤務した。 内視鏡のエキスパートで、 日本内科学会学術評議員・指導医・総合内科専門医、 日本消化器病学会学術評議員・指導医・専門医、 日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医など、 多くの資格を持つ。  内科は、 2人に加え、 県立がんセンターから数カ月交代で1人と、 県知事が人事権を持っている県養成医師1人の計2人も加わる。 後期研修医1人が転出することから、 計3人の増員となる。  足立確郎院長 (62) の退職に伴う外科医の補充はなく、 同科は1人減。 小児科も後期研修医1人が転出する。 4月1日の各科の医師数は、 ▽内科10▽外科4▽小児科5▽産婦人科5▽整形外科2▽泌尿器科2▽眼科1▽放射線科1▽初期研修医2―となる。  3年ぶりに1年目の初期研修希望者がなく、 初期研修医は2年目の2人のみとなる。  ベッド数の増加に伴い、 看護師を増員。 昨年4月1日と比べ18人増えた。 新卒採用者8人のうち5人は、 今月、 県立柏原看護専門学校を卒業した。