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切り抜き詳細
発行日時
2013-3-24 8:39
見出し
二年が過ぎて①
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3474
記事詳細
三月十一日のテレビは、 どの局も 「東日本大震災特集」 を放映していた。 その五日前、 三月六日から二泊三日で初めて被災地を訪ねた。 旅行社の企画した 「浄土ヶ浜・北山崎・三陸鉄道・陸前高田 『絆』 でつなぐ三陸海岸縦断の旅」 というもの。 被災地の現状を実感することが第一で、 旅行代金に僅かだが、 復興プロジェクトへの寄付金が含まれている。 さらに地元で少しでもお金を使うことで支援をするというコンセプトだ。 震災以降、 同じ時代に生きる者として、 一度は被災地を見ておかなくてはと思い続けていた。 去年の夏に同じ東北でも山形に旅したとき、 この 「絆ツアー」 なるものがあることを知った。 この年になるとボランティアには役立てないし、 かといって、 遠くから募金するだけでは申し訳ない。 毎月の旅のカタログを見ては、 都合のつく日程を探していた。 震災後二年、 ようやくツアーに参加することができた。 空港に集まった顔ぶれは、 ほとんど同じ世代の三組の夫婦と、 個人参加のやはり同じ世代らしき女性四人。 一人だけ、 五十歳代らしき男性もいて総勢十一人というこじんまりとしたツアー。 みな似たような気持ちでの参加らしく、 観光バス内でのマナーもよく快適に過ごせた。 案内して下さる被災地ガイドの話に、 何度も涙ぐみながらの旅でもあった。 花巻空港からバスで北へ向かい、 復旧した三陸鉄道リアス線の久慈駅から普代 (ふだい) 駅までを電車に乗る。 車窓から見える美しい海。 しかし、 いたるところの堤防がほとんど破損しているのに息を呑む。