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切り抜き詳細
発行日時
2013-3-24 8:34
見出し
母校の先行き
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3473
記事詳細
神楽小、 青垣中が母校だ。 小学校統合準備委員会ができ、 神楽小はなくなりそうだ。 青垣中の先行きも分からない。 平成30年度の同中生徒数は推計上134人。 「1学年1学級」 目前だ。 市教委は 「現時点で青垣中の統合は考えていない」 と言う。 ただ、 「地域の中から声が上がり、 そういう議論をしないといけない状況が生まれるかもしれない」 と言い添えるのを忘れない。 「少人数では入りたい部に入れない」 「多様な人と触れ合えない」 と考えるなら、 統合に進むだろう。 人口が多かった世代は、 生徒数が少ないことが、 生徒の選択肢を狭め、 可能性の芽を摘むと考えるかもしれない。 「当たり前のようにあったものがなくなっていく」 のが、 人口減少社会だから、 学校統廃合もその流れにある。 一方、 社会自体が縮小していくのだから、 縮小した中で、 「人数が少ないなら少ないなりにやっていく」 との考え方もある。 少ないことを悪と考えず、 悲観し過ぎない。 統合小が開校する頃には、 中学校の問題が持ち上がりそうだ。 正解も間違いもないので、 多数の人が納得できたらそれでいいと思う。(足立智和)