パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で1台あたり年317円!!

オルビス

切り抜き詳細

発行日時
2013-3-21 10:20
見出し
「茶の湯」展で優秀賞 丹波焼陶芸家・仲岡信人さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6563 「茶の湯」展で優秀賞 丹波焼陶芸家・仲岡信人さんへの外部リンク
記事詳細
 篠山市今田町下立杭の丹波焼陶芸家、 仲岡信人さん (35) =信凛窯=が制作した大鉢が、 第30回記念田部 (たなべ) 美術館大賞 「茶の湯の造形展」 で、 次点となる優秀賞を受賞した。 仲岡さんは 「続けてきたことが認められ、 うれしい限り。 この賞を糧に、 今後より一層、 優れた作品を作っていきたい」 と話している。 同展に、 同受賞作品と併せて出品した花器も入選した。  同展には、 昨年を上回る281人454点の応募があり、 大賞1点、 優秀賞2点、 奨励賞5点、 入選73点を選んだ。  仲岡さんの作品 「宙~そら~」 の大きさは、 直径約50センチ、 高さ約20センチ。 高台 (器の底部) から直線的に広がった大鉢で、 白色のマット地に縁から呉須の青色が流れて模様を描いている。 底部には濃い呉須を施して、 限りなく黒に近い青色に仕上げ、 宇宙を連想させる景色を表現している。  丹波伝統の白釉と黒釉に淡い紫色に発色した灰釉の色彩が美しく、 審査員からも 「器体に映える釉景色の表現が成功した作品」 と評価された。  仲岡さんは、 大阪生まれ。 中学2年の時、 三田市に移住。 幼少のころから“ものづくり”に興味があり、 北摂三田高校を卒業後、 同町上立杭の丹波焼陶芸家、 西端正さん (末晴窯) に師事。 4年後、 京都市工業試験場陶磁器科で釉薬について1年間学んだ。 2003年、 青年海外協力隊の陶磁器隊員として、 東カリブ海に浮かぶ島国 「セントビンセント・グレナディーン」 に2年間赴任。 06年、 29歳で独立し、 現在の場所に信凛窯を構えた。  これまでにも同展や 「神戸ビエンナーレ」 「現在形の陶芸 萩大賞展」 「伊丹国際クラフト展」 などの大規模公募展で入選を果たしている。 入賞は今回が初めて。  同美術館 (島根県松江市北堀町) は4月27日―5月31日の会期で、 同展の入賞、 入選作品81点と、 過去の大賞、 優秀賞作品91点の作品展を開く。  また今回、 仲岡さんのほかに、 篠山市内の陶芸家5人が入選に選ばれた。 写真・優秀賞を受賞した大鉢「宙~そら~」