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切り抜き詳細
発行日時
2013-3-21 10:18
見出し
技術者協会初の自主企画「丹波布」作品展 復興60周年前に 3月22日から
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6562
記事詳細
丹波布伝承館 (丹波市青垣町西芦田) の長期伝習教室を修了した技術認定者らでつくる丹波布技術保存会の技術者協会 (河津年子会長、 38人) が3月22―24の3日間、 同位柏原町柏原の西垣和子邸で、 「丹波布展」 を開く。 同協会が初めて自主開催する展示即売会。 織り子たちは、 来場を呼びかけている。 同協会は、 2010年設立。 技術認定者の修了後の受け皿がなかったことから、 情報交換、 技術研鑽、 丹波布のPRを担う場にしようと、 後に丹波布伝承館の講師陣となった07年の養成講座の修了生と、 技術認定者による会を組織した。 08年の開館以来、 7期 (2年1期)、 50人弱の修了生のうち、 7割が参加。 うち、 地元青垣が13人、 青垣以外の丹波市内が7人。 修了後、 青垣を離れ、 横浜、 広島、 高知などで暮らしつつ織物を続けている会員もいる。 作品展には、 18人が出展。 1人は、 作品を茨城県から送って来た。 作品を持ち寄り、 反物約40本、 バッグ、 サイフ、 名刺入れなど、 小物類300点程度を集める。 小物は、 1000円前後から2万円程度の価格帯。 保存会名誉会長で第一人者の足立康子さんも、 技術者協会の 「名誉会員」 として出品し、 初めての催しに花を添える。 昭和初期に、 民芸家の柳宗悦が京都、 東寺の朝市で見出し、 工芸研究家の上村六郎氏が佐治で織られていた佐治木綿と特定。 地元の有識者が途絶えつつあった技術を残そうと、 丹波布保存会の前身の丹波布復興協会を設立したのが1955年。 2年後に 「復興60周年」 を迎える。 会員の1人、 井下陽子さん (同町大名草) は、 「協会という形はできたが、 行動を起こすのは大変で、 やっと作品展までこぎつけた」 と喜び、 河津会長 (同町佐治) は、 「目標を持って取り組むことで上達につながる。 遠方から作品を送ってくれる会員に刺激も受けた。 丹波布復興60周年の節目も近い。 協会もがんばり、 将来、 作品展を定期開催できる力がついていけば」 と話している。 会場は、 柏原自治会館の近く。 午前10時―午後5時。 同事務局 (090・6435・9625)。